一人暮らしでおろそかになりがちな生ゴミの管理。生ゴミは適切に処理しないと腐敗のスピードが上がったり、ハエが卵を大量に産み付けたり、近隣とのトラブルになることも。この記事では、一人暮らしで生ゴミを捨てる頻度はどれくらいか・どこに置くのか、また生ゴミ保管の便利グッズについて解説します。

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一人暮らしで生ゴミを捨てる頻度!週1回では不十分な理由

2024年8月10日

一人暮らしでおろそかになりがちなのが、生ゴミの管理。

生ゴミは適切に処理しないと、夏は半日放置するだけで腐敗のスピードが上がったり、ハエが卵を大量に産み付けたりします。

また、生ゴミの処理を怠ると自分が不快な思いをするだけでなく、近隣へ迷惑が及びトラブルになることも。

この記事では、一人暮らしで生ゴミを捨てる頻度はどれくらいか・どこに置くのか、加えて生ゴミ保管の便利グッズについて詳しく解説します。

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やってる人は注意!生ゴミの間違った処理方法

やってる人は注意!生ゴミの間違った処理方法

一人暮らしでは生ゴミをどう処理するのか、よく分かっていない方も多いのではないでしょうか。

心当たりがある方は今のうちに直しておきましょう。

水気が残ったまま放置する

生ゴミを排水口や三角コーナーに放置すると、1日たらずでコバエが発生することもあります。

また、排水口や三角コーナーの生ゴミをそのまま袋に捨てると、残った水気によって雑菌が繁殖しやすくなる原因に。

なお、生ゴミの約7~8割が水分とされているので、水をしっかり切ることでゴミの減量にもつながります。

夏場に半日以上放置する

雑菌は30~40度で最も繁殖しやすい性質を持っています。

そのため、気温が上がる夏場は半日放置するだけで腐敗が進み、ニオイが発生しやすくなります。

何の対策もせず1日放置すると、害虫が湧くことも珍しくありません。

ゴミ袋のままベランダに置く

生ゴミのニオイを室内に漂わせたくないからと、ゴミ袋のままベランダに置いておく方もいるかもしれません。

しかし、ニオイや虫の発生で近隣住民に迷惑がかかり、夏場は特にトラブルへ発展しやすくなります。

またゴミ袋のまま置いておくと、カラスに狙われる恐れも。

一人暮らしで生ゴミを捨てる頻度|週1でもいい?

一人暮らしで生ゴミを捨てる頻度|週1でもいい?

一人暮らしでは生ゴミが毎日出るとは限らず、ゴミ袋がいっぱいにならない場合もあります。

そんなとき、ゴミを出すのは次の回収日でもいいのでは?と思いますよね。

しかし生ゴミは、基本的に回収日ごとに出すのがおすすめです。

【関連記事】ゴミの分別をしないとバレる?罰金のケースや実体験を紹介

生ゴミが少量でも回収日に出すのが確実

自治体によって異なりますが、燃えるゴミの回収日は週2回が一般的です。

生ゴミの量が少ないと「わざわざ集積所まで持っていくのが面倒」「袋がもったいないから次の回収日まで溜めておく」と考える方もいます。

しかし、たとえ少量でも環境や季節によっては虫が大量に発生したり、卵を産み付けられたりする可能性があります。

生ゴミの量が少ない場合でも、溜め込まず回収日が来たら出すようにしましょう。

筆者がゴミ回収日までに工夫していること

一人暮らしで生ゴミをどこに置くか、捨てる頻度に合わせて工夫してること

筆者の地域は燃えるゴミの回収日は週2回ですが、捨て方についていくつか工夫しています。

筆者(一人暮らし20年以上)が工夫していること

  • ゴミ回収日が来たら、袋がいっぱいになっていなくても出す。
  • 生ゴミは必ずビニール袋に入れて縛り、ゴミ箱に直接入れない。
  • 水気が残ってしまう場合は、ビニール袋を二重にする。
  • ビニール袋から水が漏れた場合に備え、ゴミ箱の底に紙を敷く。
  • 夏場はカット野菜を使い、生ゴミの量を減らす。
  • ゴミ回収日の前日に、野菜や生ゴミが出そうな食材を買って使い切る。
  • ゴミ箱に虫を寄せ付けないよう、こまめに掃除して清潔にする

夏場は特に生ゴミを置く期間を短くしたいので、ゴミ回収日に合わせて買い物したり、買う量を調整したりなどの工夫もしています。

また、筆者は生ゴミをフタ付きゴミ箱へ入れていますが、必要に応じて「防臭袋」「フタ裏に付ける消臭剤」なども使っています。

一人暮らしの生ゴミはどこに置くのがベスト?正しい保管方法も解説

一人暮らしの生ゴミはどこに置くのがベスト?正しい保管方法も解説

生ゴミは適当に放置したくないけど、ゴミ回収日までどこに置けばいいのか分からず、悩んでしまいますよね。

ここでは、一人暮らしの人は生ゴミの処理や置き場所をどうしてるのか、ベランダに置いても大丈夫なのかなどを解説します。

筆者は基本的にフタ付きゴミ箱を使い、状況に応じて冷蔵や冷凍も活用しています!

【関連記事】一人暮らしでゴミ箱がいらない人は?ホルダーやハンガーも便利

キッチンのゴミ箱

一人暮らしで生ゴミの置き場所に悩んでいる方は、キッチンにゴミ箱を置くのが無難です。

キッチンから近ければ、水を切ったあとも捨てやすくなります。

ただし下記の点に注意しましょう。

  • フタ付きのゴミ箱を使う
  • 生ゴミは紙に包んで水気を切り、ビニール袋・ポリ袋に入れて捨てる

食パンを買っている場合は、外装の袋が重宝します。

パン袋は通常の袋よりも厚みがあるため、生ゴミ入れに最適です。

フタ付きのゴミ箱であればニオイの漏れを防げますし、コバエなどを寄せ付けずに済みます。

生ゴミ用ゴミ箱のおすすめを見る

生ゴミの水気を切る紙は、新聞紙であれば消臭効果もあり便利です。

もし新聞紙がない場合は、広告・雑誌・フリーペーパー・紙袋などでも代用可能。

筆者は生ゴミが出たとき、ポストに投函されてる地域紙やチラシを使って包んでいます。

冷蔵庫・冷凍庫

生ゴミは、温度や湿度が高いほど雑菌が繁殖しやすくなります。 

そのため、生ゴミをビニール袋・ポリ袋に入れ冷蔵庫・冷凍庫で冷やしておけば、腐敗を遅らせるのに効果的です。

ただし、生ゴミを冷蔵庫・冷凍庫に入れておくことに抵抗がある方もいるでしょう。

生ゴミを食べ物と一緒に保管するのはちょっと嫌ですよね…。

生ゴミを冷やす保管方法は

  • ゴミ回収に出すタイミングを逃してしまった
  • 魚などニオイが強いものだけ冷凍させる

など、やむを得ない場合のみ活用するのもひとつです。

ベランダ

生ゴミをベランダに置く場合は、キッチンと同じように必ずフタ付きのゴミ箱を用意しましょう。

ニオイや虫の発生による近隣とのトラブルや、鳥の被害に注意しなければなりません。

また設置後も、近隣へ迷惑になっていないかどうか、常に気にするようにしましょう。

一人暮らし向けフタ付きゴミ箱のおすすめ5選

一人暮らし向けフタ付きゴミ箱のおすすめ5選

一人暮らしで生ゴミを効率的に処理したいなら、フタ付きのゴミ箱が必須です。

「コスパが良い」「自動開閉」「自炊が多い人向け」など、おすすめのゴミ箱をサイズが小さい順に紹介します。

コスパ重視の方向け|パール金属 H-2284

容量5リットル
サイズ幅21×奥行26×高さ27.5センチ

シンプルデザイン&コンパクトで、どんな場所でも置きやすいゴミ箱です。

見た目はステンレス製ですが、中の容器はお手入れしやすいプラスチック製。

フタ付きゴミ箱としてはリーズナブルな価格なので、一人暮らしでも手軽に購入しやすいでしょう。

コンパクト&多機能|Grideto ゴミ箱

容量5リットル
サイズ幅14×奥行22×高さ29センチ

5リットルのコンパクトサイズながら、サイレント式のフタや高耐久のペダルなど、こだわりの機能が満載。

さらには、汚れや指紋が付きにくい「強化ステンレス」や、防水・防腐・防錆効果がある「スプレー工法」など、外面も力が入っています。

狭い部屋でも生ゴミを適切に処理し、常に清潔を保ちたい方にピッタリな商品です。

手をかざして自動開閉|Domiella ごみ箱

容量10リットル
サイズ‎23.5×15.8×32センチ

センサーに手をかざせば自動でフタを開閉できるため、衛生的&足でペダルを踏む手間がありません。(ボタンや手動でも開閉可)

密閉性に優れていたり静音設計を採用していたりと、機能面も充実。

ゴミ捨てを楽しく続けたい方は、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

大きめスリム&良コスパ|新輝合成 20リットル フタ付き

容量20リットル
サイズ幅18.5×奥行35.5×高さ44センチ

ゴミがたくさん入る20リットルタイプなのに、場所を取らないスリム設計です。

大きめサイズとしては価格が安く、一人暮らしでも購入しやすいのが魅力。

キッチン狭いけど生ゴミを捨てる頻度が多い方におすすめのゴミ箱です。

ゴミが均等にたっぷり入る|新輝合成 45リットル フタ付き

容量45リットル
サイズ幅26.5×奥行45.5×高さ55.5センチ

プッシュ&ペダルで、2種類の捨て方(①小さいゴミはフタを押してサッと捨てる②大きなゴミはペダルを踏んでまとめて捨てる)が可能です。

ゴミが均等にたくさん入る設計&45リットルの大容量なので、自炊の頻度が多い方は重宝するでしょう。

シックで高級感のあるデザインは、キッチンをおしゃれな空間にしてくれます。

一人暮らしで生ゴミ処理機を使う人も

一人暮らしで生ゴミ処理機を使う人も

生ゴミ処理機とは、生ゴミを乾燥・粉砕することで、ニオイやゴミの量を大幅に減らせるアイテムです。

水分を飛ばせるので、生ゴミ処理の手間を一気にに削減できます。

ただし「維持費用がかかる」「定期的なメンテナンスが必要」などのデメリットも。

メリット

  • ニオイや虫の発生を大幅に減らせる
  • 生ゴミの量を1/10まで減らせるタイプも
  • 生ゴミを溜め込む必要がない
  • 補助金や助成金を適用できる可能性がある

デメリット

  • 初期費用や維持コストがかかる
  • 掃除の手間がかかり面倒
  • ゴミによっては事前の処理が必要
  • 設置場所が限られるタイプもある

とはいえ、毎日自炊する方や、虫の発生がどうしても嫌という方には重宝するでしょう。

また、生ゴミ用の袋を買い続けると高くつくため、生ゴミ処理機を購入する方もいます。

一人暮らしで生ゴミ処理機を使うなら、コンパクトサイズで電力や維持費もそれほどかからないタイプを選ぶといいでしょう。

\一人暮らしに人気のコンパクトタイプ

まとめ

生ゴミを置く場所や捨てる頻度によっては、自分が悪臭や虫に悩まされるだけでなく、近隣への迷惑になるケースもあります。

お住まいの地域での生ゴミの扱いを再確認しつつ、今すぐ適切な対策を取りましょう。

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