一人暮らしで水道水を使うのは不安だけど、浄水器を付けるほどでもないのか悩みますよね。しかし飲み水については、実はペットボトルを買うよりも浄水器の方がコストを大幅に削減できます。この記事では、一人暮らしで浄水器は本当に必要なのか、またペットボトルとのコスパ比較について詳しく解説します。

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一人暮らしで飲み水はどうしてる?浄水器は必要なのか徹底解説

2024年7月14日

一人暮らしのアパートやマンションで「水道水をそのまま飲んだり、洗米に使ったりするのが不安」という方も多いのではないでしょうか。

飲料水はペットボトルを購入する方が少なくありませんが、長期的にはコストがかさみゴミも大量に出てしまいます。

そこで重宝するのが、水道水を安全に使える上に、実はペットボトルよりもコスパに優れる浄水器です。

この記事では、一人暮らしで「飲み水をコスパ良く確保する方法」「浄水器は必要なのか」「ペットボトルとのコスパ比較」などについて詳しく解説します。

ペットボトル

・水道水よりも品質にはこだわりたい
・生活スタイルに合わせて必要な分だけ購入したい
・まとめ買いしても置くスペースがある

水道水

・水の味にこだわるより低コストを優先したい
・水を置くスペースをなくしたい
・ペットボトルなどのゴミを出したくない

浄水器

・水道水で節約したいけど品質を良くしたい
・長期的な水代を安く抑えたい
・備蓄用はペットボトルなどがあればいい

ウォーター
サーバー

・冷水と温水をすぐ使いたい
・コストよりも品質や買い物の手間を省きたい
・備蓄用の水を効率的に備えたい

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一人暮らしの人はみんな家で飲む水をどうしてる?

一人暮らしで飲み水を確保する手段

一人暮らしで飲み水を確保する手段は主に4パターンです。

ペットボトルの水を利用

メリット

  • 手軽に購入できる
  • 品質が安定している
  • 豊富な種類から選べる

デメリット

  • 少量の購入だとコスパが高い
  • 家まで持ち運ぶ必要がある
  • 容器のゴミが増える

ペットボトルはコンビニやスーパーなどでいつでも購入でき、品質も安心です。

ただし長期的にはコストがかさみやすく、またペットボトルのゴミが増えて処分が面倒になることも。

通販などでまとめて購入すればコストを抑えられる上に、その都度購入する手間も軽減できるでしょう。

ただし部屋のスペースが狭い場合は、まとめ買いも難しいですね…。

水道水の水をそのまま利用

メリット

  • コストが安い
  • 水をストックせずに済む
  • 時間を問わずいつでも使える

デメリット

  • 地域によって味やニオイが異なる
  • 配管や貯水タンク劣化のリスクがある
  • 状態に応じて煮沸が必要

水道水を飲み水として選択肢に入れていない方もいるかもしれません。

しかし、日本では厳格な水質基準が定められているため、日本は水道水を安心して飲める数少ない国のひとつです。(参考:国土交通省 日本の水

アパートやマンションの水道水は大丈夫?

浄水器を使用

メリット

  • 不純物を取り除ける
  • 一度設置すれば手間がかからない
  • 長期的なコスト負担を抑えられる

デメリット

  • 定期的なメンテナンスが必要
  • 浄水した水は長期保存に向かない
  • 取り付け費用が高額になるタイプも

水道水を浄水器に通すと、不純物が取り除かれおいしい水が飲めます。

購入やメンテナンスに費用がかかるものの、長期的に見ればペットボトルを買い続けたり、ウォーターサーバーを導入したりするよりも安くなるでしょう。

なお浄水器にはいくつか種類がありますが、一人暮らしで浄水器が必要か迷う場合は「ポット型」「蛇口直結型」のどちらかがおすすめです。

ポット型フィルター付きポットに水を注ぐ
蛇口直結型蛇口の外側に取り付ける
蛇口一体型水栓本体に内蔵されている
ビルドイン型シンク下にカートリッジを設置

「蛇口一体型」「ビルドイン型」は、設置費用がかなり高額で工事が必要な場合も。

浄水器の種類を詳しく見る

ウォーターサーバーを導入

メリット

  • 冷水や温水がすぐ利用できる
  • 良質な水を買いに行く必要がない
  • 災害時の備蓄水としても重宝する

デメリット

  • 月々のコストが高い
  • 設置スペースを取る
  • 定期的なメンテナンスが必要

ウォーターサーバーがあれば、水を買いに行く&持ち運ぶ手間を省けます。

また、ボタンひとつで冷水や温水をすぐ用意できる点も便利。

夏場に帰宅したらすぐ冷たい水が飲め、冬場は温かい飲み物を即座に用意できます。

お湯がすぐ使えれば、カップ麺やスープなどのインスタント食品も楽に用意できますね。

さらに一人暮らしでは、災害時の備蓄水としてもペットボトルより適しています。

備蓄水について詳しく見る

浄水型のウォーターサーバーも

ウォーターサーバーは水を宅配してくれますが、中には水道水をろ過して使える「浄水型」もあります。

水を使えば使うほどコスパが高くなるので、水の品質にこだわりがない人は宅配型よりお得でしょう。

ただし、水道管につなげる初期工事が必要だったり、備蓄水には使えなかったりなどのデメリットもあるため、ご注意ください。

アパートやマンションの水道水はまずい?

アパートやマンションの水道水はまずい?

「アパートやマンションの水道水はまずい」との声も聞かれますが、問題なく飲めるよう国が基準が定めています。

水道水は厳しい水質基準が定められている

日本の水道水は、人体や水の味・ニオイに影響を与える物質について、厳格な基準値が設けられています。

水質基準の例

  • 一般細菌:1mlの検水で形成される集落数が100以下
  • 大腸菌群数:検出されないこと
  • 水銀:0.0005mg/ℓ以下
  • 鉄:0.3mg/ℓ以下
  • 残留塩素:1mg/ℓ程度以下 等

参考:厚生労働省 水道法第4条に基づく水質基準

「健康に関連する29項目」「水道水が有すべき性状に関連する17項目」など、すべての項目が基準値以下の数値でなければ、水道水は提供できません。

塩素は水道水の衛生確保に必要ですが、健康に害を及ぼさない数値に設定されています。

水質基準は最新のデータに基づき、日々見直しが行われています。

東京の水道水は飲める?安全性は?

地方から東京に引っ越してくると「東京の水道水はまずい」との声が上がることもあり、品質が気になりますよね。

しかし、東京では国が定める水質基準のほかに、都独自の調査項目を94点実施しています。

水源から蛇口に至るまで品質を徹底的にチェックしているので、24時間365日安全でおいしい水道水を提供しています。

それでも「東京の水道水はまずい」と言われる原因は、集合住宅での水道管や貯水槽に原因があるかもしれません。

水道水に害はないけど注意すべき点も

水道水がまずいと感じるのは、水道管の劣化や貯水槽の異常である可能性があります。

水道管が古くなっているとサビや細菌が発生したり、マンションの貯水槽の点検や清掃が不十分で水質が劣化したりする恐れも。

3階以上の建物は配水管だけでは水の供給が足りず、貯水槽を設置している場合があります。

また水温が高くなると、カルキ臭(塩素消毒により生じるニオイ)が生じて水道水のおいしさを損なう場合もあります。

水道水は基本的に安全ですが、より安全性やおいしさを確保したいなら、有害物質を除去&独特のニオイを軽減できる浄水器を使うのがおすすめです。

一人暮らしで浄水器を使うメリット

一人暮らしで浄水器を使うメリット

一人暮らしで浄水器があれば、水道水がより快適に飲めるだけでなく、生活面でも役立ちます。

デメリットについては、浄水器の種類別の項目>>で解説します。

不純物を除去できる

水道水の安全性に問題はなくても、水道管の劣化や貯水槽の不衛生が原因で、赤サビなどが混入する可能性もゼロではありません。

しかし浄水器には、微小な不純物や有害物質を除去するカートリッジが備わっています。

そのため、万が一水道水に赤サビなどが混じっても、常にきれいでおいしい水が飲めます。

不純物をどこまで除去できるかは、浄水器の性能によって異なるためご注意ください。

特有のニオイを軽減する

水道水には消毒のための塩素が含まれており、健康に害はないものの、環境によっては特有のニオイを発することも。

水道水を5~10分程度煮沸すればニオイを薄められますが、加熱したり冷ましたりする時間も労力も面倒です。

その点、浄水器はどのモデルも基本的に塩素除去機能が備わっているため、簡単に塩素のニオイを軽減できます。

塩素を除去すると殺菌力がなくなるため、一度浄水器を通した水は早めに使い切りましょう。

ペットボトルの購入が不要になる

一人暮らしでは、ペットボトルのミネラルウォーターを購入する方も多くいます。

とはいえ、ペットボトルはなくなるたびに買いに行く必要があり、重い水を自宅まで運ぶのもひと苦労。

通販でまとめ買いをすれば自宅まで届けてもらえますが、ペットボトルのゴミは溜まってしまいます。

しかし浄水器を導入すれば、買い物に行く手間や時間がなくなる上に、ゴミも減らせて一石二鳥です。

ペットボトルは購入費用がかかりますが、コスト面でも浄水器の方がお得です!詳しくはこのあとの項目で解説します。

コスパ比較を詳しく見る

一人暮らしに適した浄水器の種類

一人暮らしに適した浄水器の種類

浄水器にはいくつか種類があります。

ポット型カートリッジ付きポットに水を注ぐ
蛇口直結型蛇口の外側に取り付ける
蛇口一体型水栓本体に内蔵されている
ビルドイン型シンク下にカートリッジを設置

ただし「蛇口一体型」「ビルドイン型」は設置費用が高額な上に、工事が必要な場合も。

ここでは、一人暮らしでも導入しやすい「ポット型」「蛇口直結型」について解説します。

「ポット型浄水器」のメリット・デメリット

ポット型浄水器は、水道水をポットに注ぎカートリッジを通して浄化するタイプです。

メリット

  • 持ち運べる
  • 安価で購入できる
  • 蛇口直結型より手軽に始めやすい
  • 浄水しながら冷やせる

デメリット

  • 一度に作れる浄水量が限られる
  • 浄水に数分程度かかる
  • 冷蔵庫内にスペースが必要

ポット型はコンパクトで持ち運びやすく、冷蔵庫に入れておけば浄水してる間に冷やせるので、夏場は重宝します。

また、蛇口直結型よりも初期費用や手間が安く済むため、一人暮らしでも手軽に始めやすいでしょう。

ただし、一度に浄水できる量には限りがあるため、調理や洗米にも使いたい場合は不向きです。

ポット型はこんな人におすすめ

主に飲料用として浄水器を使いたい

ポット型のおすすめを見る

「蛇口直結型浄水器」のメリット・デメリット

蛇口直結型浄水器は、蛇口に直接取り付けて水道水をろ過します。

メリット

  • 工事不要で簡単に取付可能
  • 一度に大量の水を浄水できる
  • ポット型のような置き場所が不要
  • 長期的なコストが低く済む

デメリット

  • 蛇口の形状によっては取り付けが難しい場合も
  • シンクが狭いとスペースを圧迫する
  • 水が少しずつしか出ないタイプもある

蛇口直結型浄水器は蛇口に取り付けますが、工事の必要がないため一人暮らしでも設置しやすいのが魅力。

多くの水をすぐに浄水できるため、調理や洗米にもそのまま使えます。

デメリットとして、商品によって蛇口によって取り付けられない・水が勢いよく出ないなど差があるので、購入前によく確認しておきましょう。

蛇口直結型はこんな人におすすめ

飲み水以外にもきれいな水道水をたくさん使いたい

蛇口直結型のおすすめを見る

ペットボトルの水と浄水器のコスパ比較

一人暮らしの飲み水のコスパを比較

一人暮らしの生活をずっと続けていく上で、ペットボトルと浄水器ではコスパに大きな差があります。

年間費用目安の比較

ペットボトル
ミネラルウォーター
2リットル1本 約100円
年間費用目安 約36,000~約60,000円

※「2リットルを週3~5本+水以外のペットボトル」を消費する想定で算出

浄水器の種類 ポット型浄水器
ポット型浄水器
蛇口直結型浄水器
蛇口直結型浄水器
本体費用 約2,000~5,000円 約4,000~10,000円
フィルター
交換費用
約1,000~3,000円
(2~3ヶ月毎)
約1,000~3,000円
(2ヶ月~1年毎)
年間費用
目安
約6,000~16,000円
(主に飲料用)
約10,000~25,000円
(飲料+調理用)

※本体費用とフィルター交換費用は、価格ドットコムの「人気売れ筋ランキング」「満足度が高い浄水器カートリッジ ランキング」を基に算出(2024年7月時点)

種類 1ヶ月の
コスト目安
1年間の
コスト目安
ペットボトル 約3,000
~4,000円
約36,000
~60,000円
水道水 約9.6~14.4円 約115.2~172.8円
浄水器 約200
~800円
約6,000
~25,000円
ウォーター
サーバー
約3,000
~5,000円
約30,000
60,000円

※「ペットボトル」「水道水」は筆者の場合です。

結論、ポット型でも蛇口直結型でも、ペットボトルに比べ浄水器は年間3万円~5万円程度は節約できます。

なお、上記比較表のペットボトル年間費用目安は、筆者が2リットルを2~3日に1本程度で消費する場合の目安です。

飲料水の消費量がより多い場合は、浄水器の方が年間10万円以上安くなることも。

浄水器は初期費用や維持費がかかるものの、長期的に見た場合はペットボトルよりも断然お得です。

浄水器はペットボトルほどゴミが出ないことも考えると、浄水器を選ぶメリットは多いと言えます。

やっぱり水道水に抵抗があるならペットボトルがおすすめ

浄水器で不純物やニオイを除去できるとはいえ、水道水と天然水とでは水質に大きな差があります。

天然水は特定の水源からのみ採取できる原水であり、また徹底した品質管理を経て販売されるため、自然な飲み心地や高い安全性が確保されています。

やっぱり水道水を飲むことに抵抗があったり、水道管の劣化や貯水槽の不衛生が不安だったりする方は、天然水やミネラルウォーターを購入しましょう。

一人暮らしで忙しくなると、浄水器を効率的に使い続けられなくなるかもしれませんね…。

一人暮らしで使う浄水器のおすすめ

一人暮らしで使う浄水器のおすすめ

一人暮らしにおすすめの浄水器を、ポット型・蛇口直結型に分けて紹介します。

ポット型浄水器のおすすめ

利用者が多いオーソドックスタイプブリタ 浄水器 ポット型

1ヶ月で1,000点以上購入されている、オーソドックスなポット型浄水器です。

水道水を注水しやすいフリップトップ式のフタ&丸洗いできる本体など、一人暮らしで使いやすい工夫が満載。

幅の広さが2リットルペットボトルと同等なので、冷蔵庫のドアポケットにそのまま収納可能です。

1リットルを約5分でスピード浄水トレビーノ ポット型浄水器 PT302F

1リットルを約5分でスピード浄水できるため、毎日すぐ使えて便利です。

冷蔵庫のドアポケットにすっきり収まるスリムデザインで、取っ手無しでも注ぎやすいグリップ付き。

フタの裏側にカートリッジ交換目安ダイヤルが付いているので、使用量に合わせた交換時期が分かりやすい点も親切です。

2.2リットルの大容量モデルクリンスイ CP508-GR

飲み水だけでなく調理用洗米としても使いやすい、2.2リットルの大容量タイプです。

浄水中でも使える構造になっているので、タイミングを気にせず使いやすいのがポイント。

独自の高性能ダブルフィルターを搭載しているため、水に溶け込んだ不純物を徹底的に除去します。

蛇口直結型浄水器のおすすめ

約1年使える長寿命パナソニック TK-CJ14

カートリッジの交換目安は2~12ヶ月と差がありますが、このモデルは約1年と長持ちなので交換の手間が省けます。

濁りや鉄を始め、気になる19物質をしっかり除去し、きれいな水をたっぷり生成。

水垢が溜まりやすいシャワー部分を簡単に取り外せるので、定期的な掃除がしやすくいつでも清潔を保てます。

お手頃価格で高コスパトレビーノ SX705T

蛇口直結型浄水器の中ではお手頃価格なので、初めての方でも導入しやすいのが魅力。

リーズナブルながらハイテク素材&多層構造になっており、ミネラルを損なうことなくおいしい水を提供してくれます。

水流を楽に切り替えられるレバーや、カートリッジ交換時期がひと目で分かる表示など、サポート面の性能も十分です。

高除去&時短を実現トレビーノ MK207SLX

最新システムによる高い除去性能に加え、浄水スピードアップも実現したモデル。

効率良く浄水できるので、ご飯や料理がさらに美味しくなる&時短で作れます。

水はねが少ない極細原水シャワーを搭載しているため、食器洗いが快適でシンク周りの濡れも防げる逸品です。

一人暮らしでは水の備蓄も超重要

一人暮らしでは水の備蓄も超重要

一人暮らしでは、防災用に水の備蓄をしておくことも重要です。

もし防災グッズなど何も備えていないという方は、水だけでも今すぐ用意しておきましょう。

▶「一人暮らし向け防災グッズ」は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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水を備蓄しないとこんな危険が

一人暮らしで普段から水を備蓄していないと、突然の災害時に手遅れになるかもしれません。

大災害が発生してライフラインが寸断した場合、真っ先に直面する問題が水です。

飲み水が足りなくなるのはもちろんですが、調理・トイレ・洗濯などあらゆる場面で水が使えない状況に。

夏場の暑い時期に災害が起きたら、余計に水が必要ですね。

備蓄の水が十分でないと、停電や断水が長引くほど命に危険が及びます。

自分の身は自分で守るためにも、日頃から水を備蓄しておくことが重要です。

一人暮らしの備蓄に必要な水の量

備蓄水は飲料用として必要なのはもちろんですが、トイレ・洗顔・調理などの生活用も含めた量を用意しておくと安心です。

農林水産省によると、飲料用+生活用で「1人あたり1日3リットル×3日分9リットル」の備蓄水が必要とされています。

災害時は断水がいつまで続くか分からないので、最低でも3日分の水は用意しておきたいところですね。

備蓄用の水を確保する手段

一人暮らしで備蓄水を確保する方法は、手軽なペットボトルか、効率良く保管できるウォーターサーバーがおすすめです。

ペットボトル

ペットボトルを定期的に購入してストックする方法です。

一人暮らしで水や食料を備蓄する場合は保管場所に悩まされますが、「ローリングストック」を活用すると効率的に消費できます。

ローリングストックとは

備蓄食品を普段から多めに買い置きし、賞味期限の古いものから消費していく方法。

消費した分を買い足していけば、賞味期限が新しい備蓄食品を常にストックしておけます。

コストや時間を最小限に抑えられ、また買い置きのスペースを少し広げるだけで済みます。

また、備蓄用に販売されている保存水であれば5~7年など長期保存が可能です。

ウォーターサーバー

ペットボトルは、容量が大きいサイズでも1本2リットルなので、ある程度の保管場所が必要です。

その点、ウォーターサーバーのボトルは1本あたり10リットル前後なので、ペットボトルと同じ量でも保管しやすく備蓄向きと言えます。

ウォーターサーバーでも「ローリングストック」が有効です!

おすすめのウォーターサーバーコスモウォーター

天然水の宅配サービス「コスモウォーター」

一人暮らしでウォーターサーバーを使うなら、災害時用のお水の備蓄にも役立つコスモウォーターがおすすめです。

おすすめポイント

  • 1本12リットルのお水をローリングストックできる
  • 「smartプラスNext」は停電時でも使える
  • 「安心サービス」加入で被災した場合はお水24リットルを無償でお届け

1本12リットルのお水が定期的に届くため、順番に使用していくだけで常にローリングストック状態になります。

また、2リットルのペットボトル×6本分を1本で保管できる省スペースな点も魅力。

そもそも「停電したら使えないのでは?」と思われがちですが、「smartプラスNext」は停電時も常温水が使えるほか、それ以外のモデルも別売のポータブルスタンドセットを使えば利用できます。

さらには「安心サービス」に加入すると、下記のようなさまざまなサービスが受けられます。

  • 被災した場合、お水のボトル2本(24リットル)を無償でお届け
  • ウォーターサーバーの破損や故障時に無料交換
  • 引っ越し時のサーバー移動が無料

被災時のお水無償お届けは「お水の備蓄が足りなかった」「断水が長引いている」などの状況で心強いサービスですね。

\WEB申込限定で初期費用0円!/

公式サイトで詳細を見る >

浄水器を導入する際の注意点

浄水器を導入する際の注意点

浄水器は数百円~数万円と幅広いタイプから選べます。

しかし、中にはフィルターの性能がイマイチで除去能力が低く、通常の水道水との差をあまり感じられない場合もあります。

水の味やニオイにこだわりたい場合は、浄水器の価格だけでなく性能も確認して選びましょう。

また、ポット型も蛇口直結型も2~3ヶ月ごとにカートリッジ交換が必要ですが、商品によってフィルターの費用や交換頻度が異なるためご注意ください。

浄水器の使用頻度が高い場合は、フィルターの交換時期が早まります。

まとめ

浄水器をうまく取り入れれば、一人暮らしのコストを大幅に削減できます。

ポット型や蛇口直結型それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解した上で、自分に最適な浄水器を選ぶといいでしょう。

また、人によってはペットボトルの方が適している場合もあるので、ぜひ本記事を参考に考えてみてください。

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