一人カラオケをしたくても「受付するのに勇気がいる」「店員や他の客の視線が気になる」などの恥ずかしさがありますよね。
筆者も初めは同じ思いを抱えていましたが、実際に経験してみると、今の時代はそんな不安を抱える必要はなかったと気付きました。
恥ずかしさよりもメリットの方が圧倒的に上回り「もっと早く一人カラオケを始めてればよかった」と後悔したほどです。
この記事では「一人カラオケが初めてで恥ずかしい」とお悩みの方に向けて、筆者が実体験で得たリアルな事情をお届けします。
一人カラオケの危険な面と対策についても、併せて解説します!
この記事を書いた人
- 一人暮らし歴20年以上
- 宅配サービスの利用経験多数
- 数々の失敗経験を基に発信
- 最新サービスも随時試し中
【実体験】一人カラオケが恥ずかしい時代は終わった
筆者は一人カラオケを30回以上は経験していますが、最初は受付へ行くことに強い抵抗感があり、なかなか踏み切れませんでした。
しかし、初めての一人カラオケはハードルが高かったものの、一度経験してしまえば病みつきです。
現代は「おひとりさま文化」が強くなった
筆者が学生の頃(2000年代前半)は、周りに一人でカラオケに行く人はほとんどいませんでした。
一人カラオケは「寂しい人」というイメージもあったかもしれません。
しかし、その後「おひとりさま文化」が流行しはじめ、現代(2024年10月時点)では一人焼肉や一人ディズニーも珍しくなくなりました。
また、インターネットカフェ内にカラオケスペースが併設されたり、一人カラオケ専門店が増えたりなど、一人カラオケがしやすい環境が整っていきました。
最大の関門「受付」は一瞬だけ
一人カラオケがしやすくなったとはいっても、筆者にとっては受付を済ませることが最大の関門でした。
店員に「こいつ一人でカラオケするのか」と変な目で見られるんじゃないか、複数人で来てる団体と鉢合わせたら恥ずかしい、という思いがありました。
外食のときも、食券対応の店ばかり選ぶような陰キャです…。
しかし、店員さんも子供ではなくいち社会人ですし、客に対してそんな失礼な態度は取りません。
また、筆者はこれまで一人カラオケを30回以上してますが、受付で他にも一人で来てるっぽい人をよく見かけます。
受付待ちでグループ客と一緒になったら気まずいですが、受付さえクリアすればあとはずっと個室なので、我慢は一瞬だけです。
ちなみに「アプリでの事前予約→自動受付精算機」でセルフ入退店可能な店もありますよ。
一人カラオケでも店員の反応は至って普通
筆者が初めて一人カラオケに行ったとき、想像よりも店員さんが優しかったことをよく覚えています。
一人カラオケをずっとためらっていましたが、行ってよかったなと思いました。
筆者がこれまで一人カラオケを経験してきた中で、店員が特別な目でこちらを見ていたような感覚は一度もありません。
Q.一人カラオケは恥ずかしいですか?
— 防人うぃ🎃Kitayamaui🍿 (@ui_Kitayama) May 26, 2024
A.カラオケ店員歴5年の僕が回答します。
利用者の体感半分が一人カラオケです。
店員は何とも思ってませんよ!
一人カラオケを始めた頃、受付時に「終了10分前の連絡を入れますか?」と聞いてくれる店員さんが、とても優しいなあと思いました。
一人で歌っているときに連絡が来ても電話に出づらいので、一人で来てることに配慮してくれたのかなと感じました。
他人は自分のことなんか気にしてない
外からでもドア越しに部屋の中が見えてしまいます。
そのため、一人で歌っているときに客や店員が通路を歩くと、見られてるんじゃないかと気になりますよね。
また、トイレやドリンクバーを取りに部屋を出るとき、他のグループ客と出くわす可能性もあります。
友達と来てるときは気にしませんが、一人だと過敏になりがちです…。
しかし、外から部屋の中をジロジロ見る人はいませんし、見たとしても中の人数までは分からないでしょう。
そもそも、自分が思ってるほど他人は自分のことなんか気にしてません。
カラオケボックスで知り合いに会う可能性もゼロではありませんが、考えにくいですね。
楽しさを一度味わうと病みつきに
一人カラオケは好きな曲だけをずっと歌えますが、他にも下記のような快適ポイントがあります。
- 順番を気にする必要がない
- 歌が下手でも関係ない
- みんなが知ってる曲とか気にしなくていい
- 人目を気にせず難しい曲にもチャレンジできる
- 手拍子などで場を盛り上げる必要がない
- 大声を出してストレス発散できる
筆者は一人カラオケがあまりに快適すぎて、5~6時間ほどぶっ続けで歌い続けたこともあります。
ストレスを発散できる趣味がなかった筆者にとっては、一人カラオケが欠かせません!
初めての一人カラオケは不安だらけでしたが、一度経験してからはすっかり病みつきです。
また店舗によっては、Wi-Fi環境・無料ドリンクバー・高性能の防音設備などが整っているところも。
そのため、勉強・作業目的や面接前の息抜きとして、一人カラオケで個室を利用する人もいます。
【年代別】一人カラオケの利用率
LINEリサーチの調査結果によると「一人でカラオケに行く」と回答した人の年代別割合は下記の通りです。(調査実施時期:2023年9月7日~2023年9月11日)
10代 | 23.8% |
20代 | 18.3% |
30代 | 21.8% |
40代 | 10.0% |
50代 | 10.0% |
60代 | 8.3% |
10~30代は、約5人に1人が一人カラオケを楽しんでいます。
店によっては一人用のお得プランが用意されていたり、また一人カラオケ専門店が増えていたりと、一人で訪れやすい環境が定着しているのかもしれません。
はじめてヒトカラのお店に行ったけど、最高の快適空間だった。ひとりの気持ちをちゃんと理解している。
— ゴーオントミー (@LetsGoOnTomy) January 9, 2023
そしてドリンクバーで他の客とすれ違う度に、性別年齢関係なく自分に近いものを感じた
ストレス発散は一人カラオケに限る
— いちご (@ichigo_mkds) July 30, 2024
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心のリセットに最適!家以外でひとりになれる場所のおすすめ
「一人カラオケが初めて」の方も歓迎の店舗5選
カラオケまねきねこ
店舗エリア | 全国(一部地域を除く) |
営業時間 | 24時間 |
飲食物持ち込み | 〇 |
公式サイト | https://www.karaokemanekineko.jp/ |
おひとりさまでも気兼ねなく利用できるよう「一人カラオケ専用料金」を設定しています。(一部店舗でのみ実施している場合もあり)
お昼時間帯は低価格、学割サービス実施の店舗ありなど、お得に利用できるサービスが満載です。
なお全店会員制なので、初回来店時は身分証明書を提示する必要があります。
ラウンドワン
店舗エリア | 全国(一部地域を除く) |
営業時間 | 店舗ごとに異なる |
飲食物持ち込み | 基本禁止 |
公式サイト | https://www.round1.co.jp/ |
ラウンドワンはカラオケ・ボーリング・ビリヤードなどが楽しめるレジャー施設です。
実は、一人カラオケに適した「アプリ・WEBでの事前予約可能」「自動受付精算機でセルフ入退店可能」「一人用の割増料金無し」などの条件がそろっています。
他にも「ドリンクバー飲み放題」「10分前コール無し」など、おひとりさまには嬉しいシステムが充実。
カラオケ館
店舗エリア | 全国 |
営業時間 | 店舗ごとに異なる |
飲食物持ち込み | 基本禁止 |
公式サイト | https://karaokekan.jp/ |
首都圏の一部店舗では、おひとりさま専用の「ひとりカラオケルーム」を設置しています。
随時お得なキャンペーンを実施しているので、ぜひチェックしてみてください。
混雑時等は一人での来店が断られる場合もあるので、なるべく空いている時間を狙いましょう。
快活クラブ
店舗エリア | 全国 |
営業時間 | 24時間 |
飲食物持ち込み | 〇 |
公式サイト | https://www.kaikatsu.jp/ |
快活クラブは、漫画喫茶・カラオケ・ビリヤード・鍵付完全個室など、あらゆる快適を叶えてくれる複合型ネットカフェです。
快活クラブには「ワンツーカラオケ」という1~2名専用のカラオケルームがあります。
完全防音の空間で、さらにレコーディングスタジオのような本格的な機材がそろっているため、手軽にプロ気分が味わえます。
ワンカラ
店舗エリア | 東京,神奈川,大阪 |
営業時間 | 店舗ごとに異なる |
飲食物持ち込み | 〇 |
公式サイト | https://www.1kara.jp/ |
ワンカラは、日本初の一人カラオケ専門店です。
高品質ヘッドホンを装着し、フリーハンドで歌えるコンデンサーマイクを使えば、プロのレコーディングのような体験が可能。
店舗エリアは限られているものの、新感覚で一人カラオケを楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。
一人カラオケは危ない面も!注意点&対策をチェック
一人カラオケは個室内に自分しかいないため、特に女性は「部屋をのぞかれる・侵入される」などの危険が気になりますよね。
残念ながら、このようなトラブルに遭遇する可能性はゼロではありません。
そこで、ここでは一人カラオケをより安全に楽しむための対策を解説します。
夜中(特に繁華街など)の利用は避ける
夜中になると、ナンパ目的の男や泥酔客が増えやすくなります。
一人で行くなら昼間を選び、なるべく外が明るい時間に退店すると安全です。
また、治安が悪い場所にある店もリスクが高くなるので、夜遅い時間になったら繁華街などの店は避けましょう。
筆者は繁華街の飲食店でアルバイトをしていましたが、深夜の客層が悪くたびたびトラブルが起き、警察沙汰にもなっていました…。
受話器の近くに座る
知らない人が部屋に入ってきても、受話器のそばにいればすぐ連絡できます。
もし連絡する余裕がなかったとしても、受話器を外すだけで自動的にフロントへつながるので安心です。
もしものことを考えるなら、受話器が手に届く場所に座っておきましょう。
防犯ブザーを持つ
予期せぬトラブルに遭遇すると、とっさに声を出せなくなることも考えられます。
また、カラオケボックスの個室は防音設備が整っているため、大声で助けを求めても外に届かない可能性が高くなります。
防犯ブザーは簡単操作で大音量のアラーム音を出せるので、一人カラオケでなくても普段から常備しておくと安全です。
おすすめLEDライト付き防犯ブザー
「①キーホルダーを引っ張る②SOSボタンを2回押す」の、2通りの鳴らし方が可能な防犯ブザー。
飛行機のエンジン音や落雷と同じレベルの大音量で、周囲へ確実に以上を知らせます。
USB充電式(充電時間30分)で電池交換不要で使い続けられ、また防水機能やLEDライト付きなど、緊急時に役立つ機能が満載。
鍵付完全個室の店を選ぶ
通常のカラオケボックスでは個室に鍵を設けておらず、内側から鍵をかけることもできません。
しかし「防犯面を重視したい」「夜中に一人カラオケをしたい」というときは、上記で紹介した快活クラブのような鍵付完全個室の店を選ぶのもひとつです。
貴重品は肌身離さず持ち歩く
一人カラオケでは盗難に遭う可能性もあるため、貴重品の管理にも注意する必要があります。
トイレやドリンクバーを取りに行くなど席を離れるときは、財布やスマホなどを肌身離さず持ち歩くようにしましょう。
店舗によっては個室内に防犯カメラを設置していますが、設置していないところもあるのでご注意ください。
まとめ
一人カラオケは得られるメリットが多く、ストレス発散の趣味がない人には特におすすめです。
ただし、一人カラオケならではのリスクも少なからず存在するため、慣れてからも必要な対策を怠らずに楽しんでください。