一人暮らしでは限られたスペースをどう活用するかが重要なので、近年では本棚の代わりに電子書籍や収納アイデアをうまく利用する人も増えています。この記事では、一人暮らしで本棚がいらない人・必要な人それぞれの条件、本棚の代わりになる収納アイデアについて詳しく紹介します。

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家電・家具

一人暮らしで本棚がいらない人&いる人の具体的な判断基準

2025年1月29日

一人暮らしでは、限られたスペースをどのように活用するかが重要なので、本棚は必要なのか悩む人が少なくありません。

しかし近年では、本棚の代わりに電子書籍や収納アイデアをうまく利用することで、本棚を持たない人も増えています。

この記事では、一人暮らしで本棚がいらない人・必要な人それぞれの条件に加え、本棚の代わりになる収納アイデアについても詳しく紹介します。

一人暮らしの空間を効率的に使いたい方は、ぜひ参考にしてください。

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一人暮らしで本棚はいらない人の条件5選

一人暮らしで本棚はいらない人の条件5選

一人暮らしで本棚を置こうとすると、スペースがなくレイアウトに苦労することも少なくありませんが、問題はそれだけではありません。

スペースを有効活用したい人

一人暮らしの部屋は、限られたスペースをどれだけ効率的に使うかが重要です。

そのため、本棚を置くことで部屋を圧迫したり、他の家具を配置しづらくなったりなどの影響が出ます。

狭い部屋でも本を置きたいときは、本棚以外の収納方法を検討するのもいいでしょう。

ポイント

・部屋が狭い場合→収納付き家具・壁面収納を活用する
・本を2~3冊程度しか持たない→ブックスタンドに収納する

本棚代わりの収納アイデアを見る

収納が隠れるデザインの家具を選べば、インテリア性を損なうこともありません。

電子書籍を利用する人

電子書籍は、文庫本・漫画・雑誌など数千冊以上の本をデジタル保管できるので、物理的なスペースが必要ありません。

また、持ち運びが自由で引っ越し時の手間も省けるため、本棚を用意する意味はないでしょう。

なお電子書籍の中には「普段は電子書籍で読みたいけど、気に入った本は紙で読みたい」というニーズに対応したサービスもあります。

電子書籍について詳しく見る

掃除がめんどくさい人

本棚はこまめに掃除をしないと、何枚もある仕切りにホコリがどんどんたまります。

また、本棚の一番上の面は視界に入りにくいため、たまったホコリに気付かずこびりついて取れなくなることも。

筆者は、本棚上のホコリを1年以上放置していたときがあります。

一人暮らしでは掃除や整理整頓に割ける時間が限られるので、掃除が苦手な方は本棚を置かない方が快適になりますね。

【関連記事】一人暮らしのほこりを撃退!すぐたまる原因&対策を徹底解説

引越しが多い人

本棚のような大型家具は引っ越し時に運搬費用がかさみますし、新居で本棚を同じように置ける保証もありません。

引っ越し先のドアの幅によっては、本棚が入らない場合も…。

長く住む予定がないのなら、引っ越しでも簡単に移動できるカラーボックスや、折り畳み式の収納グッズを活用すると実用的です。

引っ越し対応しやすいグッズを見る

地震発生時のリスクを減らしたい人

大地震が発生すると、本棚の転倒や本の飛び出しによるリスクが考えられます。

一人暮らしでは自分で安全対策を施す必要があるものの、物件の制約やコストなどの問題で対策が難しい場合も。

万が一の災害時に少しでも安全性を高めたいなら、本棚を置かない選択肢もアリですね。

本棚の地震対策を見る

【関連記事】一人暮らしで地震が起きたらとても怖い!最低限の対策を伝授

一人暮らしで本棚が必要な人の条件5選

一人暮らしで本棚が必要な人の条件5選

一人暮らしで本棚があれば、実は収納以外でも何かと役立ちます。

好きな本をコレクションしている人

お気に入りの作家や漫画のシリーズ作品などをそろえたい人にとっては、本棚があると便利です。

所有している本を一目で見渡せるので、読みたいものをすぐ取り出せます。

ガラス扉付きの本棚を選べば、ホコリを防ぎつつきれいに保管することも可能です。

紙の本の質感や香りにこだわる人

本には、電子書籍では味わえない紙本来の手触りがあります。

また、ページをめくるときの本特有の香りは、デジタルでは再現できない魅力。

本棚のような適切な収納スペースがあれば、本独自の味わいを日常的に楽しみやすいですね。

収納だけでなくインテリアとしても使いたい人

本を読むだけでなく、インテリアとして楽しみたい人にとっても本棚は必要です。

棚ごとに本を色分けして置くだけでもおしゃれになりますし、表紙デザインが気に入ったら表紙が見えるように設置するのもいいでしょう。

雑貨や小物も一緒に置けば、より部屋全体の雰囲気を引き立てられます、

中には「見せる収納」に特化した本棚もありますよ。

勉強や趣味で資料を効率よく保管したい人

勉強・資格取得をする場合や、デザイン・写真などの趣味を持つ人にとって、本棚があると効率的です。

必要な資料をジャンル別にファイリングして本棚へ収納すれば、すぐ見つけられる上に紛失もしづらくなります。

よく使う資料とそうでない資料を分けておくだけでも、効率が格段に上がるでしょう。

効率よく整理する方法を見る

【関連記事】一人暮らしでパソコンデスクはいらない?ローテーブルと両方いる?

スペースに余裕があり整理整頓したい人

部屋が広めで本棚を置くスペースが十分に確保できるなら、整理整頓する目的で設置するのもいいでしょう。

大型の本棚であれば収納力が高く、本以外のグッズもまとめて収納できます。

好きな作品やアーティストなどのDVDをよく観る人も、本棚があればまとめて整頓しておけますね。

一人暮らしで本棚の代わりになる収納アイデア5選

一人暮らしで本棚の代わりになる収納アイデア5選

本棚を置くほどではないけど本を持ちたい場合は、収納性と機能性を兼ね備えたグッズが便利です。

カラーボックス本棚より安い&コンパクトサイズ

カラーボックスは本棚よりも安くコンパクトサイズなので、一人暮らしでも購入しやすいアイテムです。

縦置き・横置きのどちらでも利用できるタイプが多いため、空間に合わせて柔軟に配置できます。

小物や雑貨も一緒に収納でき、また組み合わせによってはテレビ台としての利用も可能。

\縦置きでも横置きでも使える/

マガジンラック部屋に合わせて選びやすい

本や雑誌を収納するためのマガジンラックは、さまざまなタイプがあります。

スタンド型部屋が狭くても置きやすい
壁掛け型デッドスペースを活用できる
卓上型デスク周りをスッキリまとめられる

ラックの素材も、木製・スチール製・布製などバリエーションが豊富です。

安定感を求めるなら大きめサイズが適していますが、省スペース重視や動かしやすさを重視したいならコンパクトサイズがいいでしょう。

\スタンド型:奥行16cmのスリムタイプ/

\壁掛け型:出し入れ簡単な立体ポケット/

オープンラック本や小物をおしゃれに演出

インテリア性を重視したいなら、置くだけで本や小物の収納をおしゃれに演出できるオープンラックがおすすめ。

本だけでなくお気に入りの雑貨や植物なども一緒に置けば、雰囲気のある空間が簡単に作れます。

季節に合わせて置くものを変えるのもいいでしょう。

\6畳の部屋でも置きやすい/

収納付き家具スペースとコストがお得

ベッドやソファを部屋に置くなら、収納付きを活用すれば本棚を置かずに済みます。

本来デッドスペースになる部分に収納できるため、スペースとコストを同時に抑えられるのが魅力です。

ただし、収納付き家具は商品によって組み立てが難しい場合があるので、購入前によく確認しましょう。

\通気性の良いすのこ製&コンセント付き/

ブックスタンド本を数冊しか持たないなら

本を数冊しか持たない場合は、デスクや棚の一角に置けるブックスタンドがおすすめ。

シンプルなものであれば100均でも買えますし、厚い本や複数の本をしっかり固定できる滑り止めタイプも便利です。

中には、安定感を保ちつつ幅も調整可能な伸縮タイプ・スライドタイプなどもあります。

\本の数に合わせて伸縮・固定できる/

電子書籍活用で本棚不要の生活へ

電子書籍活用で本棚不要の生活へ

電子書籍は、文庫本や漫画などを電子データ化し、スマホ・タブレット・パソコンなどの端末で読めるようにした書籍のことです。

本を所持する必要がないため、本棚がなくてもたくさんの本を楽しめます。

【関連記事】タブレットがあればパソコンはいらない人の条件

電子書籍のメリットとデメリット

メリット

  • 大量の本を持つ必要がない
  • そのまま持ち運びもできる
  • 大型書店並みの品ぞろえ
  • 24時間いつでも購入できる
  • 文字サイズや色の変更が自由

デメリット

  • 紙特有の質感や香りが楽しめない
  • 視力低下の恐れがある
  • 充電が切れると読めない
  • 中古で買えない
  • サービス終了の可能性がある

電子書籍であれば、端末ひとつで数千冊保管できる上に持ち運びも楽です。

また、品ぞろえが豊富で欲しいタイミングですぐ購入できる上に、実店舗のように売り切れる心配も無し。

キャンペーンやポイント還元を提供しているサービスなら、よりコストを抑えられますよ。

一方で、紙の本のような手触りや味わいが失われたり、画面を見すぎると目に負担がかかったりなどの点はデメリット。

充電切れやサービス自体の終了も考えられるため、自分のライフスタイルに合った使い方を考える必要があります。

【関連記事】一人暮らしの隠れたリスク!スマホ依存が将来の健康を脅かす

おすすめの電子書籍サービス

電子書籍サービスは、無料で読み放題を提供していたり、購入するほどお得になったりするものなどさまざまです。

電子版で読むのが初めてという方はもちろん、よく読書をする人にも電子書籍はおすすめです。

※各サービスの特徴は2025年1月時点

サービス名 特徴
BOOK☆WALKER ・幅広いジャンルの書籍が171万冊以上
・作品購入等に使えるコインが毎回もらえる
・初めての方限定で14日間無料読み放題
honto ・本の専門家が独自テーマで本を紹介
・紙の本も利用でき電子との使い分けが可能
・丸善ジュンク堂書店と提携している
コミックシーモア ・業界最大級の152万冊を配信
・電子コミックサービス顧客満足度1位
・無料会員登録で70%OFFクーポンがもらえる
eBookJapan ・曜日ごとのお得や全巻読み放題等の独自施策
・購入した本の背表紙一覧が見れる
・初回限定で最大6回使える半額クーポンGET
スキマ ・3万冊以上の人気漫画が無料で読み放題
・好きな漫画のジャンルを探しやすい
・漫画を読むだけでポイントがもらえる

キャンペーンをうまく利用すれば、通常価格の3~4割引になる場合もありますよ!

目への負担が少ない「電子書籍リーダー」も便利

電子書籍リーダーは、紙印刷のような電子インク技術を採用したデバイスで、紙の本に近い感覚で楽しめます。

スマホやタブレットほど目に負担がかからないので、長時間の読書でも疲れにくいのが魅力。

スマホやタブレットはブルーライトを発するので、画面を長く見続けると目が疲れやすくなります。

ただし、電子書籍リーダーはその仕様上、漫画やカラー写真などの読み込みには不向きです。

漫画やカラー写真が多い書籍を読む機会が多い場合は、スマホやタブレットの方が快適に読み進められます。

本棚を設置する場合の注意点

本棚を設置する場合の注意点

日当たりや湿気を考慮して設置場所を決める

日光が直接当たる場所に本棚を置くと、本が日焼けして変色したり、紙質が劣化したりなどの原因になります。

逆に日当たりを避けて置いても、湿気が高い場所ではカビや害虫が発生しやすくなることも。

本棚はできるだけ風通しのよい場所に設置するか、難しい場合は除湿機や乾燥剤・防虫剤を使って対策しておきましょう。

ホコリがたまると虫やダニが集まってくるので、こまめな掃除も大事です。

【関連記事】部屋の湿気が多いとこんなにやばい!カビ以外の健康被害も

【関連記事】一人暮らしで除湿機は必要か?エアコンとの違いや実体験を解説

地震による転倒防止対策をする

地震発生時には、約30~50%の人が家具の転倒・落下・移動により負傷する被害が確認されています。

よって、大地震では本棚などの家具は倒れるものととらえ、対策しておくことが重要です。

家具設置時の注意点

  • 避難の妨げになる出入り口付近や、下敷きになる恐れがあるベッドの近くに置かない
  • 落下すると危険なガラス製品等を家具の上に置かない
  • 重いものは下に収納して重心を低くすることで、倒れにくくする

本棚のような大型家具は固定器具を活用することで、地震発生時の被害を大幅に軽減できます。

背が低い家具であれば、転倒のリスクを抑えられます。

【関連記事】一人暮らしで地震が起きたらとても怖い!最低限の対策を伝授

本を適度に整理・処分する

本が増えてくると収納スペースがなくなってくるので、下記のように定期的に整理・処分する習慣が必要です。

  • 読み終わった本や二度と読まない本は処分する
  • 図書館やデジタル書籍で代用できる本は手放す
  • 思い入れがある本や再読したい本は残す

「またそのうち読むかも」と思っていても、結局読まずただ置いてあるだけになったりします。思い切って処分したとしても、最悪また買えるので問題ありません。

図書館を活用すれば本棚無しでも読書が楽しめる

図書館を活用すれば本棚無しでも読書が楽しめる

図書館を利用することで、本棚不要の生活を実現しやすくなります。

図書館は最新の本から新聞・専門書など幅広いジャンルを扱っており、多くの場合は無料で読めます。

ただし新刊の本は、予約してもかなり待つことになりがちです…。

冷暖房が効いているスペースも無料で利用できるので、カフェなどでお金を払って滞在するよりコスパ的にもお得。

また、地域によっては電子書籍貸出サービスを実施しており、インターネットで電子書籍を読むことも可能です。

図書館をうまく活用すれば、所有にこだわらずに読書を楽しめますね。

まとめ

一人暮らしで本棚が必要かどうかは、部屋の広さ・所有する本の量・ライフスタイルによって異なります。

今の時代は本棚を用意しなくても、電子書籍や代わりのグッズを活用すればスペースを有効に使えます。

もし本棚を置く場合は、日当たり・湿気対策や転倒防止対策などを考慮し、適切な環境を整えましょう。

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