一人暮らしの場合、プリンターを買わなくてもコンビニプリントで十分な気もしますが、実はデメリットも多くあります。この記事では、一人暮らしでプリンターはいらないのか必要なのか、実際の声や筆者の体験談を交えながら詳しく解説します。

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家電・家具

一人暮らしでプリンターは本当にいらない?意外に必要な理由とは

「一人暮らしではプリンターをわざわざ買う必要はない」との声が多く聞かれます。

一人暮らしではコストや置き場所の負担が見合わなかったり、印刷やコピーが必要なときはコンビニで十分だったりしますよね。

しかし、コンビニプリントはデメリットもいくつかあるため、生活環境によっては多機能プリンターを持った方が便利なケースも。

この記事では、一人暮らしでプリンターはいらないのか必要なのか、実際の声や筆者の体験談を交えながら詳しく解説します。

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まずは「一人暮らしでプリンターはいらない派」の声を見てみましょう。

  • ネットプリントサービスを使えば、コンビニで簡単に印刷できる
  • 学校でもプリンターを利用できる
  • プリンターを持つと、インク代や用紙代の負担がきつい
  • 印刷しない期間が長引くと、インクが固まって使えなくなる
  • トナー交換やメンテナンスなど、面倒なことをしたくない
  • 一人暮らしの部屋では設置するスペースが厳しい
  • 型の進化が速いので、適合品のインクがいつまで入手できるか不安
  • デジタル化が進んでいるので、紙媒体の印刷は以前ほど必要ない
  • スマホやタブレットがあれば、書類やチケットをデジタルで管理できる

コンビニのネットプリントで十分

一人暮らしでたまに印刷が必要な程度であれば、コンビニのネットワークプリントサービスで十分対応できます。

また、コンビニなら時間帯を問わず利用できるので、必要なときだけ印刷しに行ける点も魅力。

ネットプリントは基本的に登録不要で使えるので、必要なときだけ利用しやすいですね。

ただし、コンビニのネットプリント利用はデメリットもあります。

コンビニプリントのデメリットを見る

学校のプリンターを利用できる

学生や公共施設を利用する機会がある方は、学校のプリンターを利用できる場合があります。

早稲田大学図書館の例

学校のプリンターは有料と無料の場合がありますが、自宅にプリンターを置くよりも低コストで利用しやすく便利です。

また、企業によっては共用プリンターが設置されており、社会人でも「常識の範囲内で印刷OK」などの条件で利用できるケースも。

インク代や用紙代などコストがかかる

プリンターを所有する場合、インクや用紙の購入コストが継続的に発生します。

特にインクは、定期的に交換しないと乾燥して使えなくなることも。

プリンター本体の購入費用に加え、インクや用紙などの消耗品コストが発生すると、一人暮らしの生活費を圧迫してしまいます。

コンビニプリントとどっちが安い?

置き場所に困る

プリンターは、意外にスペースを取る家電のひとつ。

一人暮らしでは、限られたスペースに家電・家具を設置する必要があるため、狭い部屋ではプリンターを置きにくい場合があります。

コンパクトなプリンターもあるものの、パソコンなどと一緒に設置するのが難しく、購入をためってしまいます。

設置場所がないと、プリンター用の棚を購入しなければならないことも。

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現代はデジタル化が進んでいる

現在では多くの書類や手続きがデジタル化されており、紙での印刷を必要とする場面が減少しています。

電子契約やデジタルチケットなどが普及したことで、自宅で印刷をする必要性がなくなり、一人暮らしでプリンターを購入する意欲も薄れてしまいます。

在宅勤務であっても、ペーパーレス推奨で紙をほとんど必要としない形態が増えていますね。

続いて「一人暮らしでプリンターは必要派」の声を見てみましょう。

  • 印刷のためだけにコンビニへ行きたくない
  • コンビニプリントだと、あとで誤字脱字が分かったとき面倒
  • コンビニで書類や身分証を印刷すると、置き忘れるリスクがある
  • 最寄りのコンビニが遠い、徒歩圏内にない
  • 急に紙での提出が求められる場面があるので、プリンターがあると安心
  • 在宅勤務で、書類や契約書など紙での保管がよく求められる
  • 写真が趣味でたくさん撮影するので、印刷して飾りたい
  • スキャナー機能は自宅にあって損はない
  • アナログ派なので電子よりも紙保存がいい

コンビニでのネットプリントはとても便利ですが、下記のように不便な点もあります。

  • 近くにないと行き帰りに時間がかかる
  • 夜中に急な印刷が必要になったとき、コンビニへ行くのが面倒
  • 印刷内容に不備があったら、登録→移動→印刷まですべてやり直し
  • 書類や身分証をコピーしたあと、原本を置き忘れる可能性がある
  • コンビニへ行ったついでに、お菓子など余計なものを買ってしまう

しかし、自宅にプリンターがあればこのような心配は不要です。

たまにコンビニのコピー機を使う程度だと、慣れてないので思わぬトラブルが起きがちです…。

多機能モデルは重宝する

現代のプリンターは、昔よりも性能が向上し多機能化しています。

プリンターの進化ポイント

  • 価格が安くても高画質
  • インクの対候性改善により画質が劣化しにくい
  • 消費電力が削減されている
  • Wi-Fi対応ならスマホやタブレットから簡単に印刷可能
  • コンパクトモデルが増えている

在宅勤務であれば、プリンター・コピー・スキャナー・LAN/USB搭載の多機能モデルを持っておけば、1台で作業を完結でき何かと便利です。

また「画像の品質+保存性」の両立は難しいとされていましたが、インク技術の向上により両立が可能になりました。

自宅のプリンターで印刷する場合は、安くて高品質な互換インクがおすすめです。

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写真の品質や用途にこだわれる

写真が趣味の方にとって、自宅にプリンターがあると非常に便利です。

中でも、写真プリントに特化したフォトプリンタであれば、高品質な写真を自宅で手軽にプリント可能。

撮影した写真を飾るのはもちろん、シールプリント対応モデルならノートや手帳に貼る使い方もできます。

書類の印刷もできる、汎用性が高いフォトプリンタもありますよ。

【一人暮らし20年の体験談】状況次第でプリンターは必要

筆者が一人暮らしで最初にプリンターを必要としたのは、就職活動のときでした。

履歴書は1枚ずつ手書きしていましたが、職務経歴書はその都度印刷が必要。

職務経歴書を最新の日付にしないといけないので、毎回プリントしていました。

就職がすぐに決まればよいのですが、なかなか内定をもらえず、就職活動がいつまで続くかも分からない状況でした。

途中まではコンビニで職務経歴書を印刷していたものの、応募が続いていく中で面倒になり、ついにプリンターを購入。

おかげで何度もコンビニへ行く手間は省けました。

忙しい一人暮らしでは、少しの時間も貴重です。

内定後はプリンターを使う機会がなくなりましたが、しばらくしてからとある書類が必要になり、プリンターを久々に起動しました。

しかし、印刷しない期間が1年ほどあったためか、インクが固まってしまい使えない状態に。

かといって、プリンターを処分するのも面倒なので、結局収納スペースに置いたままです。

一人暮らし20年の間で、書類の印刷が必要なシーンは何度かあったものの、コンビニプリントで十分なレベルでした。

しかし、筆者は数年前から個人事業主として生活しており、確定申告などで紙書類が必要な場面が多々あります。

デジタル化が進み、納税も電子申告で済ませられますが、プリンターでスキャンして取り込めば電子保存も簡単です。

一人暮らしでも、在宅勤務や個人事業主にとっては、プリンターは強い味方となってくれるでしょう。

厄介な「電子帳簿保存法」に対応するためには、スキャナ保存が使えるととても便利です!

家庭用プリンターとコンビニ、どっちが安い?

家庭用プリンターとコンビニプリントではどちらが安くなるのか「①1枚あたりの印刷コスト②長期的な印刷コスト」でそれぞれ比較してみましょう。

①1枚あたりの印刷コスト比較

A4サイズの同じ内容を「コンビニ」「家庭用プリンター」それぞれで印刷する場合、1枚あたりの印刷コストは下記の通りです。(2024年9月現在)

なお、家庭用プリンターの印刷コスト目安は「本体・インク費用込み」の数値です。

A4カラー印刷A4モノクロ印刷
セブンイレブン60円20円
ファミリーマート60円20円
家庭用プリンター
インク革命.COMより引用)
約18.5円
(本体・インク費用込)
約22.4円
(本体・インク費用込)

1枚あたりの印刷コストは、モノクロ印刷はあまり差がないものの、カラー印刷では家庭用プリンターの方が圧倒的に安くなります。

②長期的な印刷コスト比較

インク革命.COMの調査によると、印刷枚数が一定数を超えると、家庭用プリンター購入の方がお得になる結果が出ています。

プリンター購入の方がお得になる目安

カラー/モノクロ印刷枚数
A4カラー印刷(約18.5円/枚)644枚以上
A4モノクロ印刷(約22.4円/枚)735枚以上

一人暮らしの学生や社会人でも、長期間に渡って印刷を利用する予定があるのなら、家庭用プリンターを購入した方がコストを抑えられるでしょう。

家庭用プリンターはインクによってコストが異なる

家庭用プリンターは、純正インクか互換インクかによってコストが異なります。

純正インクの特徴

  • プリンターと同じメーカーが製造
  • 高品質で印刷物が劣化しにくい
  • メーカー保証有り
  • 価格が高い

互換インクの特徴

  • プリンター以外のメーカーが製造
  • 価格が安い
  • 純正と同等品質の製品もある
  • トラブル発生時は不利

純正インクは品質に優れ、トラブル発生時でも保証期間内なら無償修理対応が可能ですが、価格が高い点がデメリット。

一方で互換インクは、価格は安いものの製品によって品質に差があったり、トラブル発生時に無償修理を受けられなかったりなどの欠点があります。

ココがポイント

・品質や長期保存を求めるなら「純正インク」がおすすめ
・コストを少しでも抑えたいなら「互換インク」がおすすめ

まとめ

一人暮らしでのプリンターの必要性は、ライフスタイルや何を重視するかによって変わります。

コンビニプリントで十分な方もいれば、プリンターがあった方が手間やコストが省けて都合がいい方もいるでしょう。

もしプリンターを購入する場合は、印刷方式やインクの種類などに注意してください。

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