一人暮らしでパソコンデスクを置くとレイアウトに困ったり、費用が余計にかかったりなどのデメリットがあります。
そのため、代わりにローテーブルを置いた良さそうに思えますが、パソコンデスクの方が適している人もいます。
この記事では、一人暮らしでパソコンデスクが必要な人に加え「いらないけどローテーブルはあった方がいい人」「両方とも必要な人」について詳しく解説します。
この記事を書いた人
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一人暮らしでパソコンデスクが必要な人
一人暮らしでパソコンデスクを必要とするのはどんな人か、設置するメリット・デメリットと併せて解説します。
パソコンデスクのメリット
- 作業効率が向上する
- 作業とプライベートのオン・オフを切り替えやすい
- パソコンの周辺機器を設置しやすくなる
- 書類や資料を1箇所にまとめられる
パソコンデスクがあれば適切な姿勢を保ちやすいので、長時間のパソコン作業でも疲れにくくなります。
外付けハードディスクやルーターなどの周辺機器を設置するスペースも十分。
外付けハードディスク買って設置完了(^ω^) pic.twitter.com/oQaQu5YxCi
— ☆*ツナ*★ (@tunadesu) November 29, 2013
さらに、棚や引き出しなど収納付きのデスクであれば、書類や資料をひとまとめにすることで部屋をすっきりさせられます。
パソコン専用デスクがあれば、だらだらとせずに気持ちをしっかり切り替えられますね。
ちなみに筆者は、自宅でのパソコン作業が多いため電動昇降デスクを愛用。
立ち作業ができるので腰への負担が少なく、とても重宝しています。
パソコンデスクの注意点【対処法も解説】
- 部屋のスペースを圧迫する
- デスクに合わせて椅子も購入する必要がある
- ダイニングテーブルとしての兼用がしにくい
- 冬場は足元が冷える
注意点①部屋のスペースを圧迫する
一人暮らしは部屋のスペースが限られているので、パソコンデスクを置くと部屋が狭く感じたり、他の家具を置きにくくなったりします。
対処法
コンパクトタイプや収納付きデスクであれば、限られたスペースでも設置しやすくなります。
\コンパクトタイプ/
\収納付きタイプ/
注意点②デスクに合わせて椅子も購入する必要がある
パソコンデスクはローテーブルよりも価格が高く、また椅子も購入する必要があるため、コストがかかります。
対処法
できるだけコストを抑えたい場合は「1万円以下で買えるデスク+椅子セット」もあります。
注意点③ダイニングテーブルとしての兼用がしにくい
パソコンやキーボード・マウスを置くと、食事などダイニングテーブルとしても使うのは難しい場合があります。
対処法
L字型デスクであれば、パソコン以外のスペースも確保できます。
ちなみに筆者はデスクトップパソコンですが、食事の時はキーボードをモニター下に収納しています。
注意点④冬場は足元が冷える
デスク下はスペースがあるので、寒い冬場は足元が冷えやすくなります。
対処法
パネルヒーター・着る毛布・フットウォーマーなどの防寒グッズが便利です。
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一人暮らしでパソコンデスクはこんな人に必要
- 1日1時間以上はパソコンで作業をする
- オンライン授業やオンライン会議の機会が多い
- クリエイティブな仕事(デザイナー・ライター・動画編集など)をする、もしくは将来取り組む可能性がある
- パソコンを使うたびにローテーブルなどを用意するのが面倒
- 床に座っての作業だとすぐ横になったりだらけがち
趣味などでパソコンを少し使う程度であれば、パソコンデスクは必要ありません。
パソコンデスクの代わりにローテーブルでもいい人
ローテーブルのメリット
- パソコンデスクよりも安く済む
- 省スペースでレイアウトがしやすい
- すぐに片付けたり必要なときに出したりできる
- コタツなら冬場は快適
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ローテーブルは椅子とセットでそろえる必要がないので、パソコンデスクよりもトータルで安く済みます。
リーズナブルなので、好みのデザインや大きさなどを選びやすいですね。
スペースをあまり取らず高さもないため、より広々とした空間に。
またどこへでも移動できるので、窓際やベッドの近くなど気分に合わせて作業場所を変えられるのも魅力です。
ローテーブルの注意点【対処法も解説】
- 腰に負担がかかりやすい、姿勢が悪くなりがち
- 作業スペースが狭い
- コタツでない場合は冬に底冷えしやすい
注意点①腰に負担がかかりやすい、姿勢が悪くなりがち
床に座る体勢になるため、長時間パソコン作業をしていると腰に負担をかけてしまいます。
対処法
座っても疲れにくいクッションや座布団を使い、なるべく姿勢を保つように心掛けましょう。
\腰やお尻が痛くならないクッション/
注意点②作業スペースが狭い
パソコンデスクよりもコンパクトサイズなので、資料や本を併用する作業ではスペースが窮屈になります。
対処法
伸縮式や拡張タイプであれば、スペースを広げられます。
注意点③コタツでない場合は冬に底冷えしやすい
床に直接座るので、コタツでない場合は床の冷気がダイレクトに伝わり、体の芯まで冷えてしまいます。
対処法
冬用ラグ・電気カーペット・断熱シートなどの防寒グッズが便利です。
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パソコンデスクよりローテーブルがおすすめな人
- スマホやタブレットがメイン使いで、パソコンはたまに使う程度
- 他に優先してそろえたい家具や家電がある
- 椅子よりもクッションなどリラックスできる環境で作業したい
- 部屋が狭いので必要に応じてテーブルを出し入れしたい
- 冬場はコタツでぬくぬくしたい
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パソコンデスクとローテーブルが両方必要な場合
「一人暮らしだけど勉強机で食事をするのはちょっと…」
「一人暮らしでローテーブルとパソコンデスクのどっちがいいか分からない」
そんな方は、パソコンデスクとローテーブルを両方持って使い分ける選択肢もあります。
パソコンデスク | ローテーブル |
〇 作業効率が向上 |
〇 リーズナブル |
× 部屋のスペースを圧迫 |
× 腰に負担がかかる |
パソコンデスクに加えローテーブルもあれば、下記のようなメリットがあります。
- ティッシュ・漫画・鏡などの小物を置けるので、整理整頓しやすい
- 食事のときにローテーブルを使えば、パソコンやキーボードを汚さずに済む
- 長時間作業の合間にパソコンごとローテーブルへ移動すれば、姿勢を変えて気分転換できる
- 来客時の食事やゲームなどで役立つ
ただし、一人暮らし20年以上の筆者の経験では、どちらか一方しか使わなくなる可能性が高いと思います。
筆者は両方の机を持っていた時期もありますが、生活環境が変わって忙しくなり、結局両方を使い分けるのが面倒になりました。
来客用にローテーブルを持っておいてもよいですが、そもそも部屋に入れるほど親しい人や家族であれば、そこまで気を遣う必要はありませんね。
もしパソコンデスクとローテーブルを両方置く場合は、最低でも8畳以上のスペースが必要だと思います。
ただし、ソファー・テレビ・ベッドなどを置かないのであれば、スペースが狭くても両方置けるでしょう。
パソコン作業で体が楽になるおすすめグッズ
パソコンデスクとローテーブルのいずれを使う場合でも、便利グッズを活用すれば体が疲れにくくなります。
ここではおすすめグッズを5点紹介します。
①パソコンスタンド
パソコンスタンドで目線を上げれば姿勢の改善につながり、さらにパソコンの熱がこもりにくくなるメリットもあります。
外付けキーボードを接続すれば、より快適に入力できますよ。
②昇降式デスク
高さを調節できる昇降式デスクなら、立った状態でも作業できるので運動不足を解消できます。
ただし、通常のパソコンデスクよりも価格が高くなります。
③ゲーミングチェア
ゲーミングチェアは長時間座っても疲れにくい設計なので、腰や背中を快適にサポートしてくれます。
ゲーミングチェアは「ゲーマー専用の椅子」というわけではありません。
④腰痛対策向け座椅子
ローテーブルを使う場合は、良い姿勢を楽に保ちやすい座椅子が便利です。
⑤ブルーライトカットフィルム
長時間パソコン作業をする場合、画面にブルーライトカットフィルムを貼れば、目への負担を和らげる効果があります。
なるべく長時間のパソコン作業は避け、こまめに体を動かすことも心がけましょう。
パソコンデスクが必要かどうかは作業時間次第
本格的なパソコン作業が必要ない方は、ローテーブルがひとつあれば十分です。
ただしパソコンデスクを使う場合でも、体や目への負担をできるだけ少なくすることが重要ですね。