一人暮らしで床が髪の毛だらけになっていたり、掃除がめんどくさいからと排水口の髪の毛を放置していませんか?落ちた髪の毛を放置すると、ホコリ・ダニ・雑菌が繁殖したり、汚水が溜まるなどの不衛生な状況に。この記事では、髪の毛が溜まりやすい場所別の掃除方法を簡単に解説します。

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ライフスタイル

髪の毛だらけで掃除がめんどくさい!楽に解消するコツを伝授

2024年8月14日

  • 掃除機をかけたばかりなのに、すぐ髪が落ちていてイライラする
  • 一人暮らしなのに、3人分くらいの量の髪が落ちてる気がする
  • 毎日髪がたくさん落ちてて、自分は抜け毛が多い体質なのか不安になる

上記のように、一人暮らしで気付けば床が髪の毛だらけになっていたり、掃除がめんどくさいからと排水口の髪の毛を放置したり、髪の毛の掃除に悩む方も多いのではないでしょうか。

しかし、落ちた髪の毛を放置し続けると「ホコリが絡む」「ダニや雑菌のエサになる」「汚水が流れなくなる」などの不衛生な状況に。

そこでこの記事では、髪の毛がたまりやすい場所別の掃除方法を簡単に解説します。

また掃除の負担を減らすため、髪の毛を落としにくくする生活習慣も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

フローリングカーペット
洗面所浴室の排水口

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髪の毛の掃除がめんどくさい場所

髪の毛の掃除がめんどくさい場所(フローリング、カーペット、洗面所、排水口)

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髪は1日で100本程度抜けるとされています。

100本と聞くと多く感じますが、日本人の髪の毛の平均は約10万本なので、100本は全体の0.1%程度にすぎません。

よって、髪が毎日100本抜けていても心配は無用です。(参考:一般社団法人 滋賀保健研究センター

髪が1日100本も抜けていたら、あちこちに落ちていてもおかしくないですね。

とはいえ、落ちている髪をそのままにしておくのは良くありません。

放置していると、髪がチリと絡まってホコリの一部になったり、皮脂がダニや雑菌のエサとなり繁殖を促したりする恐れがあります。

フローリング

賃貸では一般的なフローリングですが、落ちている髪の毛が目立ちやすい場所のひとつです。

特に白いフローリングの場合は、髪の毛が余計目立ってしまい、常に気になって落ち着かないという人も。

さらに、静電気が発生しやすい素材のフローリングだと、髪の毛が張り付いてしまい掃除が困難なケースもあります。

実家ではそうでもなかったのに、一人暮らしを始めてから「こんなに髪の毛抜けてるんだ…」と実感しました。

フローリングの掃除方法を見る

カーペット

カーペットに落ちた髪の毛は繊維に絡まりやすく、フローリングよりもさらに掃除が困難です。

中には、一度髪の毛が絡むと奥まで入り込んでしまい、掃除機では取り切れない素材もあります。

カーペットの髪の毛は、どれだけ掃除しても無限に出てくる気がしますね…。

カーペットの掃除方法を見る

洗面所

洗面所は、ドライヤーを使ったりヘアスタイルを整えたりするので、髪の毛が散らばりやすい場所です。

さらには、湿気で髪の毛が洗面台などに張り付くと、掃除がさらに面倒。

洗面所の掃除方法を見る

浴室の排水口

浴室の排水口は、適度に手入れしないと髪の毛がすぐたまります。

髪の毛がたまったままだと不衛生なだけでなく、カビなどで周囲が汚れやすくなり、掃除の手間が増えます。

また、たまった髪の毛をそのまま排水口内へ流すと、悪臭や排水管が詰まるなどの原因に。

一人暮らしでは、お風呂掃除が面倒で怠けがちですね。

排水口の掃除方法を見る

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髪の毛の掃除アイデア①フローリング

髪の毛の掃除アイデア①フローリング
フローリングカーペット
洗面所浴室の排水口

フローリングは髪の毛だらけになりやすいので、掃除はなるべく簡単&効率的にしたいですよね。

おすすめは、グッズを組み合わせて併用する方法です。

ココがポイント

「クイックルワイパー or お掃除スリッパ」+「掃除機」で組み合わせる

フローリングの髪の毛の掃除を簡単にするグッズのおすすめ比較

クイックルワイパー|手軽&衛生的に掃除できる

メリット

  • コンパクトで扱いやすい
  • 深夜や早朝でも気兼ねなく掃除できる
  • 狭いすき間にも対応可能
  • ウェットシートなら拭き掃除も同時にできる

デメリット

  • 安いシートは吸着力が悪い
  • 広範囲を掃除する場合は時間がかかる
  • 取り替えの手間やシート代の負担がある

クイックルワイパーはコンパクトで軽く、掃除したいとき気軽に使いやすいのが魅力です。

また、掃除機では届きにくい家具の下や隅なども入りやすく、さらにウェットシートを取り付ければ皮脂汚れなども同時に拭き取れます。

ただし、シートによっては髪の毛が吸着しにくかったり、シートの使用箇所に偏りが出てしまったりする点はデメリット。

さらには、質のよいシートを繰り返し使うと、掃除機を買うより割高になることも考えられます。

掃除のたびにシートを新しく交換するため、衛生的に使いたい人にはクイックルワイパーがおすすめです。

筆者は普段は安めのシートでクイックルワイパーを使い、3~4日に1回は掃除機をかけることで、きれいなフローリングを保っています。

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お掃除スリッパ|忙しい・掃除が苦手な人向き

メリット

  • 履いて歩くだけで床を掃除できる
  • 掃除道具を持ち出す手間がない
  • 水洗いできるので繰り返し使える
  • ベタつかない夏用タイプも

デメリット

  • 掃除範囲が限定的
  • 軽いゴミ以外は吸着しにくい
  • 定期的に洗わないと不衛生になる

お掃除スリッパを履いて歩くだけで、部屋の隅々まで簡単に掃除できます。

汚れたら洗濯機などで水洗いできるので、繰り返し使えて経済的にも安心。

また髪の毛やホコリの掃除だけでなく、キッチンでの水ハネを拭くときも使えて便利です。

ただし歩く範囲しか掃除できないため、細かい場所の掃除には不向き。

忙しくて掃除する時間がない人や、掃除が苦手な人にピッタリな商品といえます。

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掃除機|細かいゴミを一気に吸引

メリット

  • 時間をかけず一気に掃除できる
  • ホコリや細かいゴミも同時に吸引できる
  • すき間ブラシやノズルを使えば広範囲に対応可能
  • 空気中のアレルゲンや微粒子を除去できるモデルも

デメリット

  • 音がうるさいので深夜や早朝は使いにくい
  • 狭い部屋では置き場所の確保が難しい
  • 購入費や電気代がかかる

掃除機は吸引力が強く、髪の毛以外の細かいゴミもまとめて楽に処理できます。

さらに、付属品のノズルを使えばあらゆる場所に対応可能で、総合的な清掃力が優秀。

掃除機は音が響いてしまうものの、近年では深夜や早朝でも使いやすい静音モデルも人気です。

また掃除機の中には、髪の毛が絡まりにくく手入れが簡単な「絡まないブラシ」を搭載したタイプも。

\強力吸引&絡まないブラシ搭載/

掃除機との併用が理想

「クイックルワイパーだけ」「掃除機だけ」とどちらかに絞ると、いずれの場合も取り切れないゴミが出てしまいます。

よって、普段はクイックルワイパー(もしくは掃除スリッパ)を使い、休日やガッツリ掃除したいときは掃除機を使うなど、2つを併用するのが理想的。

なお、両方を同時に使う場合は「①クイックルワイパー②掃除機」の順番にすると、掃除機を軽くかけるだけで済みます。

筆者は、クイックルワイパーにシートを毎回取り付けるのが面倒なので、シートだけを買って手で直接使っています…。

髪の毛の掃除アイデア②カーペット

髪の毛の掃除アイデア②カーペット
フローリングカーペット
洗面所浴室の排水口

カーペットは髪の毛が絡まりやすく、掃除が特に面倒な場所。

しかし適切なグッズと方法を用いれば、時間をかけず効率的に掃除できます。

カーペット向け掃除機

カーペットの掃除では、髪の毛やゴミを効率良くかき出せるヘッドの掃除機が便利です。

主なカーペット向け掃除機のヘッドは下記の2種類。

①自走式ブラシカーペットに絡みにくく、少しの力で前進する。
②パワーブラシ回転式ブラシで、カーペットから畳まで使える。

なお、カーペットで掃除機を使う場合は下記の点に注意してください。

  • 掃除機を2回以上かける
  • カーペット向け掃除機をフローリングにそのまま使うと、傷つける可能性がある
  • 充電を気にせず使いたいならコード有り、取り回しが良くスムーズに掃除機をかけたいならコードレス

コロコロ(粘着クリーナー)

コロコロ(粘着クリーナー)は掃除機に比べ手軽に扱いやすく、また本体の手入れをする必要もありません。

また粘着力があるため、クイックルワイパーでは取れないようなサイズのゴミも吸着できます。

コロコロはカーペット以外に、フローリング・ソファ・枕・洋服などあらゆる場所に使えるので、ひとつ用意しておいて損はありません。

\カーペットでもフローリングでも使える/

コロコロを効果的に使いこなすポイント

  • 粘着性が高いテープは、繊維へのダメージを防ぐため強く転がさない。
  • カーペットの繊維と逆向きにコロコロを転がすことで、奥に入り込んだ髪の毛をごっそり除去できる。
  • 全体に掃除機を軽くかけてから使うと、食べかすやホコリも取りやすい。
  • 切れ目でうまく破れない場合は、端を1センチほど折り込んでから使う。

ゴム手袋

ゴム手袋でカーペットをこすると、摩擦により奥深くに潜り込んだ髪の毛をかき出せます。

コロコロでは取り切れなかった髪の毛やホコリが出てくるので、そのあと掃除機で吸い取るのもいいでしょう。

ただしカーペットを傷つけないよう、力加減には十分な注意が必要です。

あまり力を入れず撫でるだけでも、意外に髪の毛や細かいゴミを楽に取れます。ぜひ一度試してみてください。

髪の毛の掃除アイデア③洗面所

髪の毛の掃除アイデア③洗面所
フローリングカーペット
洗面所浴室の排水口

洗面所で髪を乾かしたり身支度をすると、洗面台や床に髪の毛が落ちる上に、湿気もあるのが厄介。

フローリングカーペットの項目で記載している

  • クイックルワイパー
  • お掃除スリッパ
  • 粘着クリーナー

のグッズは、洗面所でも活躍します。

洗面所用のクイックルワイパーやミニモップをおいておけば「洗面所を使ったついでに掃除をする」習慣がつきやすくなりますね。

できるだけお金をかけたくないなら、ティッシュでサッと拭き取って髪の毛を回収するだけでも、十分きれいになります。

洗面所にゴミ箱を置いておけば、さらに掃除しやすくなるでしょう。

洗面台に落ちた髪の毛はそのまま流したくなりますが、きちんとゴミ箱に捨てましょう。

また、ついでに軽く洗面所の床掃除もしたい場合は、マイクロファイバーの雑巾を備えておくと便利。

吸水性に優れているので、水気の多い場所での掃除に最適です。

\超極細繊維でスピード吸収/

髪の毛の掃除アイデア④排水口

髪の毛の掃除アイデア④排水口
フローリングカーペット
洗面所浴室の排水口

排水口の汚れは髪の毛だけではなく、皮脂汚れや石けん・シャンプーのカスなどが髪に絡んでいます。

もし排水口の髪の毛を放置した場合、粘り気が出て汚水の流れを止めてしまい、悪臭や雑菌が発生しやすい状況に。

掃除の手間や排水管の詰まりを軽減するためにも、排水口の髪の毛は適度に取り除かなければなりません。

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ヘアキャッチャーで髪やゴミをキャッチ

排水口にネットやカバーを取り付け、髪の毛やゴミをしっかりキャッチします。

使い捨てのネット型から水切れが良いステンレス製まで、種類が豊富。

また「たまった髪の毛に直接触れたくない」という方向けのタイプもあります。

\100枚入りのネットホルダー/

\髪の毛に触れず捨てられる/

洗浄剤で髪の毛を溶かす

専用の洗浄剤を排水口に注ぎ、15~30分放置し水を流すだけで、詰まりや嫌なニオイを解消できます。

なお、キッチンや洗面所でも使えますが、排水管の素材によっては洗浄剤の成分が適していない場合があります。

洗浄剤のラベルや注意書きによく目を通してから、安全に使用してください。

浴室を使ったあとは湿気をため込まないよう、窓を開けたり換気扇を回したりすることも大事です。

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髪の毛が落ちにくくなる生活習慣

髪の毛が落ちにくくなる生活習慣

冒頭で記載した通り、髪の毛約10万本のうち、1日で100本程度が抜けるとされています。

それでも、床に落ちてる髪の毛が多いとイライラしたり、掃除がストレスになったりしますよね。

ここでは静岡がんセンターの資料を基に、髪の毛や頭皮に効果的なケア方法を解説します。

頭皮を清潔に保つ

頭皮が不潔な状態だと、毛穴の詰まりや皮膚炎を発症する可能性があります。

髪を洗うときは下記の点に注意して、頭皮を清潔にしておきましょう。

  • シャンプー前に、ぬるま湯で頭皮・髪をよく濡らす
  • シャンプーを泡立てる
  • 爪を立てず、指の腹で頭皮をマッサージするように、ゆっくりと丁寧に洗う
  • 地肌にシャンプーが残らないよう、十分に洗い流す
  • リンスやトリートメントは、毛先に少量をつける

やさしく乾かしブラッシング

髪を洗ったあとはタオルでゴシゴシとこすらず、水分を吸収させる感覚で押さえるようにして、やさしく拭きましょう。

またドライヤーの使用は極力控え、使う場合は低温・弱風・冷風に設定するのがおすすめです。

ブラッシングでは、ピンがやわらかく先が丸いタイプのブラシを使えば、髪への抵抗が少なく済みます。

室内や外出先で過ごすときの工夫

家の中にいるときや就寝時は、ナイトキャップをかぶれば髪の毛が落ちにくくなります。

加えて、髪の毛と頭皮を乾燥から守ってくれる効果も。

\男女兼用で髪型を選ばない/

また、夏場や冬の外出時は帽子をかぶれば、紫外線や寒さによる刺激から頭皮を保護できます。

ただし長時間の着用は避け、室内などに入った際は帽子を脱ぎ、頭皮が蒸れない状態にしましょう。

参考:静岡がんセンター

まとめ

髪の毛の掃除がめんどくさいと感じる方にとっては、効率的に掃除できるグッズがとても役立ちます。

複数のグッズをそろえるのが難しい場合は「掃除機のノズルを代える」「クイックルワイパーのシートを使い分ける」などできる範囲で対応し、まずは習慣化することを目指しましょう。

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