アパートで洗濯機は何時から回しても大丈夫なのかを、実体験を交えて解説します。アパートでは洗濯機を朝6時から・23時以降に稼働しても問題ない?アパートでの洗濯機に関するクレーム例と騒音対策も併せて紹介。

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ライフスタイル

アパートで洗濯機は何時から回せる?一人暮らし20年が解説

2024年1月9日

  • アパートで洗濯機を朝6時頃から回しても大丈夫?
  • 夜10時以降に洗濯機を回したら苦情が来る?
  • 夜中に洗濯機を使うと下の階に響く?

一人暮らしでこのような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

アパートの騒音問題では、洗濯機の稼働音によるトラブルが一番多いと言われています。

この記事では、アパートで洗濯機を回すタイミングは何時からがいいのか、筆者の実体験も交えて詳しく解説します。

実際のクレーム例や騒音対策も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください!

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アパートで洗濯機を回せる時間は何時から何時まで?実体験も紹介

アパートで洗濯機を回せる時間は何時から何時まで?実体験も紹介

アパートで洗濯機を回せる時間の一般的な目安に加え、筆者の実体験も紹介します。

一般的な目安

アパートで洗濯機を回せる時間の目安は、下記の通りです。

  • 常識の範囲内としては「7~21時」
  • トラブル防止重視なら「8~20時」

ただしこの目安は「地域」「住人の属性」「建物の構造」などによって変わる場合があります。

例えば、都心や町の中心部など人通りが多い場所では、22時頃まで洗濯機の使用が認められている物件もあります。

一方で、閑静な住宅街や壁が薄い物件などは音が響きやすいため、洗濯機の使用は20時頃までが望ましいかもしれません。

集合住宅では「洗濯機の使用可能時間は〇時~〇時まで」と規約で指定されているケースがあります。気になる方は入居前に確認しておきましょう。

筆者(一人暮らし20年以上)の実体験

一人暮らし20年以上で洗濯機のトラブルはゼロ

筆者は都内で20年以上一人暮らししていますが、これまで洗濯機の音でトラブルに至ったことはありません。

アパートで洗濯機を23時以降に回す日もたびたびあったものの、クレームは受けませんでした。

近隣住人が理解してくれていた?

以前住んでいたアパートで、仕事が忙しい時期に「朝7時前に家を出る→22~23時に帰宅」という生活を続けていました。

疲れていて朝は少しでも寝ていたかったので、洗濯はいつも帰宅後の23時以降でした。

忙しい上に休みも少なく、休日にまとめて洗うと洗濯物が溜まりすぎてしまうので、平日の深夜に洗濯していました…。

防振ゴムなどで騒音対策はしていたものの、壁がそれほど厚くないので、真夜中では洗濯機の音がそれなりに響いていたと思います。

それでも苦情などが来なかったのは、憶測ですが筆者の生活スタイルを周囲が理解してくれていたのではと考えています。

筆者が「朝早く家を出て深夜に帰ってくる」生活をしていることは、隣や上・下の部屋に住んでいる人ならなんとなく気付きますよね。

アパートの隣の部屋

近隣住人の洗濯時間に合わせる

洗濯時間を近隣住人の状況に合わせていたこともあります。

近隣で朝早くや夜中に洗濯機を回しているのが分かった場合は、こちらも同じ時間帯なら問題ないと思い稼働していました。

6時~6時30頃や21時~23時頃でも普通に洗濯していましたが、トラブルに至ったことはありません。

都内だからなのか筆者同様、帰宅が遅くなる近隣住人も少なくありませんでした。

ただし、クレームがなかったとしても油断は禁物です。

近隣住民は我慢しているだけでストレスになっているかもしれないので、できるだけ騒音対策はしておきましょう。

洗濯機の騒音対策を見る

なお、一人暮らしでは部屋干しが多くなりますが、筆者は除湿機をもっと早く購入しておけばよかったと後悔しています。

浴室乾燥機を使う方法もありますが、除湿機の方が使い勝手がよく重宝しています。

【関連記事】一人暮らしで除湿機は必要か?エアコンとの違いや実体験を解説

【関連記事】一人暮らしの部屋干しは乾かない?20年の経験による後悔&対処法

アパートでの洗濯機の騒音によるクレーム例

アパートでの洗濯機の騒音によるクレーム例

洗濯機の騒音による苦情・クレーム例を「朝」「深夜」「昼間・その他」に分けて紹介します。

「一人暮らしの家電・家具の失敗談」は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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「早朝」のクレーム例

  • 洗濯機の音だけでなく、洗濯で使うお風呂の残り湯のくみ取りや、吸水ホースの音もかなり響いていると苦情が来た。(7時30分頃)
  • 家を出るのが7時なのでその前に洗濯機を回したら、玄関のドアに苦情の紙が貼ってあった。(6時30分頃)
  • 日曜の朝に洗濯機を回していたら「日曜の早朝から洗濯機を回すな!うるさい!」と言われた。(6時45分頃)
  • 毎朝に洗濯機を回しており、10年以上何のトラブルもなかったが、最近引っ越してきた隣人に「平日の朝に洗濯するのはやめてほしい」と言われた。(6時30分頃)

「深夜」のクレーム例

  • そんなに音が響くと思っていなかったけど、両隣+階下の住人5名に文句をつけられた。(21時頃)
  • 仕事でいつも帰りが遅く、夜中や早朝に洗濯機を回していたら苦情が来た。(22時、6~7頃)
  • 古いアパートの2階で夜中に洗濯機(外付け)を回していたら、1階の住民からベランダ越しに「いつまでやってんだ」と文句を言われた。(22時頃)
  • 「壁が薄いのにこんな時間に洗濯機を回すな!」と苦情が来た。(23時頃)
  • 早めに就寝する高齢者が隣に住んでいて、夜中に洗濯機を回すと文句を言われる。(21時頃)
  • 夜中に洗濯機を回していたら、管理会社からアパートの全室に注意のメモが入った。(23~0時頃)

「昼間・その他」のクレーム例

  • 昼間の洗濯機の動作音で苦情が来てしまった。防振ゴムを使って対策もしていた。
  • 階下の住人が神経質なようで、昼間に洗濯機を回していても文句を言われる。
  • 安物の二層式洗濯機を購入したら稼働音が意外に大きく、隣人からクレームが来た。
  • 古いタイプの洗濯機で脱水時の音がうるさすぎて、近隣からクレームが来た。

騒音対策をしているのに、昼間の洗濯で何度もクレームが来るようなら、管理事務所や管理人に相談しましょう。洗濯は必要な生活行為です。

アパートで洗濯機を使う場合の注意点

アパートで洗濯機を使う場合の注意点

アパートによっては、洗濯機を使うと思ったよりうるさいケースがあります。

木造は音が響きやすい

木造は鉄筋コンクリート造に比べ通気性に優れますが、その分防音性は低い構造です。

また木造で壁が薄い場合は、より騒音に配慮する必要があります。

なお、近年では「鉄筋コンクリート造と同等の遮音性能」を備えた木造も開発されています。

壁が薄いと、浴室でシャワーを流す音やトイレを流す音なども隣室から聞こえてきますね…。

週末・祝日の朝は配慮が必要な場合も

住人によっては、土日や祝日の朝は平日より遅くまで寝ている場合があります。

よって近隣に配慮するなら、洗濯機を回すタイミングは平日より1時間ほど遅くした方がよいでしょう。

筆者は土日祝関係ない仕事をしていたときがあり、結局いつも同じタイミングで洗濯機を回していました。

住人の属性をなんとなく把握する

隣や上の階・下の階には、どんな人が住んでいるか分かりません。

必ずしも土日休みとは限りませんし、寝る時間が夜ではない生活サイクルの人もいます。

近隣住人の例

  • 起床時間が遅めの学生
  • 土日休みor平日休みの社会人
  • 夜勤で就寝は昼間の社会人
  • 神経質な人
  • 就寝時間が早い人

しばらく生活をしていれば、近隣住人の属性はなんとなく分かってきます。

しかし、近隣の部屋で引っ越し作業などをしていて、誰かが新しく入居する気配があったら注意した方がいいでしょう。

場合によっては「前の住人の方が、騒音はまだマシだったな」と感じることもあります…。

屋外設置は騒音トラブルになりやすい

屋外設置の洗濯機は家賃が安く済みます。

しかし近所に音が響きやすいため、夜中や朝に稼働すると騒音トラブルに発展しやすい点が大きなデメリットです。

屋外で雨や風にさらされ続けると、劣化によって異音を発する恐れも。

屋外設置では、防音をはじめ雨風・紫外線・汚れ等を防ぐ洗濯機カバーが必須と言えます。

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アパートで洗濯機を使うときの騒音対策

筆者の実体験のように「深夜・早朝に洗濯機を回してもクレームは来ない」という例もあります。

しかしずっと続くと、近隣の住民はストレスを抱えているかもしれません。

アパートでのトラブルを防ぎたいなら、洗濯機の騒音対策をしておきましょう。

防振ゴム(マット)を設置する

防振ゴムを洗濯機の足の下に取り付ければ、脱水時の振動や音を大幅に軽減可能です。

ただし取り付け時は、洗濯機を持ち上げる必要があります。1人で難しければ誰かに手伝ってもらいましょう。

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洗濯物を詰め込みすぎない

洗濯物を詰め込みすぎると洗濯機内の遠心力が強くなり、その分脱水時の振動が激しくなります。

特に厚手の衣類は、水を吸って重くなるので注意が必要です。

また衣類をたくさん詰め込むと、汚れが落ちにくくなります。厚手のものがあるときは適度に量を減らしましょう。

洗濯物が少なすぎると洗濯槽内の重さが均等にならず、ガタガタとうるさくなる場合があります。

なるべくまとめて洗いましょう。

予約タイマーで洗濯時間を設定する

予約タイマー機能が搭載された洗濯機なら、都合の良い時間帯に稼働できます。

どうしても深夜や早朝しか洗濯の時間がない場合は、出かける前に予約タイマーをセットしておくのも一つの手です。

洗濯物を洗ってから乾かすまでのタイムリミットは「夏場は約1時間・冬場は約2時間」です。これ以上放置すると雑菌が発生しやすくなるので、ご注意ください。

静音性が高い洗濯機を購入する

洗濯機の中には、稼働音や振動を極力抑えたタイプもあります。ただしその分、価格は高めになりがち。

一人暮らしでは、隣や真下にどんな人が住んでいるか分かりません。

面倒な騒音トラブルを確実に避けたい方は、コストをかけてでも静音タイプの洗濯機を選ぶ価値はあるでしょう。

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コインランドリーを利用する手も

コインランドリーなら早朝や深夜でも気兼ねなく利用できます。

量が多くてもまとめて洗え、また乾燥機を使えば自宅で干す必要もありません。

忙しいときや梅雨の時期などは、コインランドリーの活用もご検討ください。

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