日々の忙しさやストレスに追われる中で、家以外で一人になれる場所を考えるとき、自然の中や個室がある空間などが思い浮かびますよね。
しかし、一人で落ち着けそうな場所は必ずしも「静か」である必要はなく、状況によってベストな場所は変わります。
この記事では、一人暮らし20年以上の筆者の経験を基に、心のリセットに最適な「一人になれる場所」を紹介します。
「①気軽に訪れやすい無料スポット」「②有料でより快適に過ごせる空間」の2パターンに分けて解説するので、自分だけのベスト空間を見つけてみてください。
疲れやストレスを一気に解消したいなら、筆者個人はビジネスホテルでの宿泊がおすすめです!
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この記事を書いた人
- 一人暮らし歴20年以上
- 宅配サービスの利用経験多数
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- 最新サービスも随時試し中
ひとりになれる場所を決める時は「静か」である必要はない
家以外で一人になれる場所として「静かなところ」を思い浮かべる方も多くいますが、必ずしもそうとは限りません。
雑音や適度な話し声が安心できる場合も
一人になりたいとき、完全な静寂よりも雑音や適度な話し声がある場所の方が、かえってリラックスできる場合もあります。
例えば、カフェなど軽い話し声や音楽がある場所は、心地よい刺激を感じつつも一人の時間を楽しめるスポットです。
筆者も経験がありますが、精神的にも体力的にもしんどい状態のとき、静かすぎる環境にいると落ち込みがさらに深くなる場合も。
一人になりたいけど静けさが逆にプレッシャーになりそうなら、ファーストフード店や人通りが多い公園など、適度にガヤガヤした場所を選ぶといいですよ。
無気力でも日常から離れることが大事
疲弊しきった無気力な状態だと、一人になれる場所へ出かけようと思っても、結局考えるだけで終わってしまうこともあります。
しかし、無気力なときに普段の場所で過ごし続けると、同じ思考や感情のループにはまりがちなので、日常の環境から一旦離れてみましょう。
近所を10分程度歩くだけでリフレッシュ効果が得られますし、また食事を定食屋などに変えるだけでも、非日常を十分堪能できます。
家で過ごす場合でも、ストレッチや筋トレなど軽めの運動をすれば、血流が良くなり心身の疲れを軽減できますよ。
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ひとりになれる場所①無料で楽しめるスポット
一人になれる場所の中で、まずは誰でも気軽に訪れやすい無料のスポットを紹介します。
広い公園
木々・花の香りや風を感じながら、自然に囲まれてリラックスできる公園。
広い公園であれば、ベンチや木陰など自分だけのスペースを見つけやすいのでおすすめです。
また季節によって景色が変わるため、定期的に訪れて新たな発見をしたくなる楽しみもあります。
都心部でも駅から近く、訪れやすい大きな公園がたくさんありますよ!
神社・お寺
神社やお寺は独特の荘厳な雰囲気があり、心が浄化されるような気分になるため、筆者もよく訪れています。
特に早朝や平日は人が少なく、一人の時間をゆっくり過ごせてお得です。
線香や木造建物の香りは、どこか懐かしさを感じさせてくれます。
神社によっては、きれいな花手水や庭園が楽しめるところもいいですね。
公共施設(図書館・市民センターなど)
「図書館」「市民センター・区民センター」などの公共施設でも、無料で一人の時間を過ごせます。
図書館では新聞や書籍が無料で読める上に、インターネットだけでは得られない幅広い専門知識も習得できます。
また冷暖房が適度に効いているため、カフェなどでお金をかけて数時間滞在するよりもリーズナブル。
図書館は私語厳禁が基本なので、ざわつきがない静かな環境を求める人にピッタリです。
市民センターや区民センターの中には、読書や勉強に利用できるフリースペースを無料開放しているところがあります。
また「〇〇区スポーツセンター」「〇〇市総合体育館」などの名称で、地元住民であれば格安で利用できる公共スポーツ施設も。
東京都国分寺市:市民スポーツセンター(300円)
埼玉県越谷市:トレーニングルーム(400円)※5市1町以外の方は3割増
料金は少しかかりますが都度払いできるので、通常のジムよりずっと安く済みます。
ショッピングモール
ショッピングモールは人が集まる場所ではあるものの、フードコートやベンチなど一人で静かに過ごせるスペースもあります。
また館内を散歩したり、何も買わず雑貨やインテリアの店を巡ったりするだけでも、いい気分転換になります。
「ショッピングモールを一人で歩き回るのは恥ずかしい」と考える方もいますが、周りは他人のことなんてそれほど気にしていないので、まったく問題ありません。
筆者は家電量販店やホームセンターで、半日くらい時間を潰すときがあります。
水辺の場所(川・海・湖など)
一人の時間をリラックスして過ごしたいときは、川・海・湖など水辺の場所がおすすめ。
広い水面の揺らぎや、キラキラと反射している日光をボーっと眺めるだけでも、心を落ち着かせてくれます。
海であれば、波音や大量のマイナスイオンによる効果が強いため、身も心もより一層リラックスできます。
近くに海や湖がない場合は、大きめの川の近くをのんびり歩くだけでも、自然や鳥の声が感じられてリラックスできますよ。
散歩
電車やバスに乗る気力すらないときでも、散歩なら手軽にリフレッシュできます。
近所を散歩するだけでも意外に新たな発見があったりしますし、何も考えず景色を楽しめて気楽。
また、リフレッシュしながら適度に体を動かせるので、無気力なときは軽く散歩するだけでメンタルが回復します。
日光を5~10分程度浴びるだけでも、リラックス効果が得られますよ。
ひとりになれる場所②有料で快適に過ごせる空間
有料の空間は、その分快適さやプライバシーが充実しているため、より質の高いリフレッシュ体験が得られます。
飲食店・喫茶店
「いつもコンビニ弁当ばかり」「自炊のレパートリーが少ない」という方は、食事を外食にするだけでも非日常が楽しめてリフレッシュできます。
筆者は、たまに自分へのご褒美としてラーメンや定食屋へ食べに行きますが、一人で来店している女性もよく見かけるようになりました。
また、夜中のファミレスは人が少ない上に治安も比較的良いので、筆者は深夜に一人で訪れて物思いにふけることがあります。
一人で外食するのに抵抗がある方は、午前中や平日の正午~夕方など、客が少ない時間帯を狙うのがおすすめです。
漫画喫茶・ネットカフェ
漫画喫茶やネットカフェは個室の環境が整っているため、周りを気にせず一人で過ごしたいときに重宝します。
リクライニングシートや空調などの設備がそろった個室で、ドリンク・軽食を摂りながら好きな漫画を読破する時間は至高。
深夜でも早朝でも利用でき長時間滞在も可能ですが、部屋に鍵がかかるわけではないので、盗難や利用マナーが悪い客とのトラブルなどは注意が必要です。
パソコンでインターネットを利用するときは、口座番号やクレジットカード番号の入力が必要な操作は避けてください。またログインが必要なページを利用したら、必ずログアウトしておきましょう。
カラオケ
漫画喫茶やネットカフェの個室は静かですが、自分も周囲へ騒音を立てないよう行動する必要があります。
しかし一人カラオケなら、個室で誰にも気を遣わずに済む上に、大声や音を出しても周囲へ迷惑をかけません。
他にも、下記のような快適ポイントが満載です。
- 順番を気にする必要がない
- 歌が下手でも関係ない
- みんなが知ってる曲とか気にしなくていい
- 人目を気にせず難しい曲にもチャレンジできる
- 手拍子などで場を盛り上げる必要がない
- 大声を出してストレス発散できる
筆者は一人カラオケに行く前「一人で受付へ行きにくい」「店員や客の目が気になる」などの不安がありました。
しかし、一度経験してからは得られるメリットの大きさに気付き、すっかり病みつきです。
詳細は下記の記事をご参照ください。
自分が思ってるほど、他人は自分のことを気にしてません!
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映画館・美術館・博物館
映画館・美術館・博物館などの空間では、一人でも日常のストレスを忘れてくつろげます。
一人なら自分好みの映画やアートを選べますし「席の確保がしやすい」「滞在時間が自由」などのメリットも。
また、美術館や博物館でさまざまな作品に触れると、感性が刺激されてセンスや想像力が磨かれます。
筆者は美術館や博物館にあまり興味がありませんでしたが、色々な作品を見ているうちに脳が活性化されていきました。
動物園・植物園
公園よりもワンランク上の自然と触れ合いたいなら、動物園や植物園がおすすめです。
入場料はかかるものの、動物達の仕草や植物の美しい景色から得られる癒しには、日常では手に入らない価値があります。
イベント開催時や、季節の植物がピークの時期などは混みやすいので、ホームページの混雑状況などを確認してから行きましょう。
植物園は、お手頃価格で非日常を体感できてお得なので、筆者はたびたび訪れています!
「最近めっちゃ疲れてる…」という方は、新木場にある『夢の島熱帯植物館』に行ってみてください。東京に居ながら熱帯雨林を探検できるのです。入館料も250円と激安なのに、間違いなくお値段以上に癒されます!! pic.twitter.com/lvnQKKbKFl
— まおみ@Webライター (@ma00xxx) June 3, 2024
スーパー銭湯・サウナ
スーパー銭湯は周りに人がいるものの、カップルや夫婦で訪れても男女別になるので、脱衣所でも浴室でも結局一人で過ごすケースが多くなります。
サウナはおひとり様用の完全個室型も増えており、定期的に通う人も少なくありません。
銭湯やサウナで体を温めて血行を促進させれば、自宅とは違い精神的なリラクゼーション効果も期待できます。
個室サウナは温度設定を自由にできたり、好きな姿勢でいられたりと、周りを気にせずサウナを最大限楽しめますよ。
スポーツジム
散歩やジョギングよりも本格的に運動したいなら、スポーツジムで過ごすのもいいですね。
ジムに行ったことがないと「汗をかいている姿を見られたくない」「他の人に話しかけられたら面倒」という思いがあるかもしれません。
しかし、筆者はいつも誰とも喋らず一人で黙々とやっていますし、他の人と接することがあっても軽い会釈程度です。
ほとんどの人は自分のトレーニングに集中していて他人のことは気にしていないので、一人で過ごす場所としては十分アリですね。
筆者が通っているジムは、知り合い同士で来てる人はかなり少数ですし、むしろ「ジムは一人で行くものなのでは?」と思えます。
ビジネスホテル
ちょっと贅沢な気分転換としておすすめしたいのが、ビジネスホテルに泊まる過ごし方です。
ビジネスホテルの特徴
- とても綺麗な部屋で過ごせる
- 布団や枕がふかふかで快適
- 温泉大浴場やサウナを利用できる
- 朝食バイキングが楽しめる
- 設備が充実しておりパソコン作業もはかどる
ベッドでごろごろしながらスマホをいじったり本を読んだり、特別なことは何もしなくても最高の気分転換になります。
1泊1万円以上かかる場合もありますが、抱えている疲れやストレスを一気に解消できることを考えれば、決して高い金額ではありません。
筆者は1~2ヶ月に1回程度、ビジネスホテルで優雅に過ごす時間を作っています!
今日は気分を変えて、こちらでひとり合宿💪
— 大島さくら子🌸ビジネス英語講師 (@Sakurashinju) February 22, 2023
都内のホテルで、ワーケーションです。
デスクの椅子に背もたれがついていなかったのは失敗だったけど、今回は主に参考図書の読み込み中心なので問題なし✨
広々ベッドで読書します✌️😊
for a change
「気分転換に」💕 pic.twitter.com/ANlp1gto8N
飛躍的に成長できる「一人旅」もおすすめ
自分の意志で行動し、自分にしか頼れない環境の一人旅は、自分を大きく成長させるチャンスです。
一人旅には下記のようなメリットがあります。
- 移動や観光に何時間かかろうが、誰にも文句言われない
- 休憩場所やタイミングが自由
- 突然予定を組み替えても怒られない
- 初めての土地や未知の景色に心が躍る
- 人目を気にせず哀愁に浸れる
- 自分の心に素直でいられるので、自分自身に向き合いやすい
ただし、一人旅はすべて自分の判断なので、失敗やハプニングがつきもの。
筆者は「電車を乗り間違えた」「目当ての施設が休館日だった」「荷物が多すぎてヘトヘトになった」などの失敗経験があります…。
慣れない土地での一人旅は、予想外のトラブルが色々と起こります。
しかし、すべてを自分でこなす一人旅を経験すると、計画性・決断力・行動力が確実にアップします。
良くも悪くも自分の新しい一面を発見できるため、思いつめているときなど、まずは日帰りからでも一人旅をしてみてはいかがでしょうか。