一人暮らしをしていると、掃除したばかりなのにすぐほこりがたまりがちです。一人暮らしではたまったほこりに気付かない場所が多く、放置すると家電の故障・火災のリスクや健康面への悪影響の恐れも。この記事では「一人暮らしでほこりがすぐたまる原因」「一人暮らしでもできる効果的なほこり掃除・対策」などを詳しく解説します。

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一人暮らしのほこりを撃退!すぐたまる原因&対策を徹底解説

2024年9月17日

一人暮らしをしていると「掃除したばかりなのに、もうほこりがたまってる」ということがよくあります。

さらに一人暮らしの環境では、たまったほこりに気付かない場所が多い点も厄介。

電のすき間にほこりがたまると故障や火災の原因になりますし、人によっては健康面への悪影響も気になるところです。

この記事では「一人暮らしでほこりがすぐたまる原因」「一人暮らしでもできる効果的なほこり掃除・対策」などを詳しく解説します。

たまったほこりを長期間放置すると、強力にこびりついて落としにくくなり悲惨です…。

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部屋にほこりがすぐたまる原因&放置した場合の悪影響

一人暮らしで部屋にほこりがすぐたまる原因&放置した場合の悪影響

自己管理が必要な一人暮らしでは、油断するとほこりがすごいことになります。

しかしほこりを長期間放置すると、最悪の場合は火災を引き起こす恐れも。

ほこりがたまる原因

家の中でほこりの原因となるものの例は、下記の通りです。

  • 衣類や寝具の繊維
  • 髪の毛、フケ
  • 食品のカス
  • ダニの死骸やフン
  • カビの胞子
  • 花粉や排気ガスなど屋外からの侵入

どれも身近なものばかりなので、ほこりを完全に取り除くのはほぼ不可能ですね。

ダスキンのモニター調査によると、住まいのほこりの約7割は繊維が原因という結果が出ています。

部屋の環境や立地によっても変わりますが、室内のほこりは衣類や寝具などの繊維によるものが大半です。

【関連記事】髪の毛だらけで掃除がめんどくさい!楽に解消するコツを伝授

ほこりがたまりやすい場所

ほこりがたまりやすい場所は、下記が挙げられます。

  • 家具の隙間や裏
  • 床の隅や窓際
  • 家電製品の上や裏(特に放熱口付近)
  • コンセントや配線コード
  • ハンガーにかけた服
  • カーテン
  • ドアの継ぎ目
  • カーテンやカーペットなどの布製品

なお前述の通り、室内のほこりは繊維によるものが最も多いため、衣類を着脱する場所では特にほこりが蓄積しやすい傾向にあります。

脱衣所や寝室で衣類を着たり脱いだりする場合は、リビングよりもほこりが多くなります。

ほこりを長期間放置した場合の悪影響

「ほこりくらい放っておいてもたいしたことはない」と思っていても、長期間放置すると健康や住環境にさまざまな悪影響を及ぼします。

健康面への悪影響

ほこりにはダニの死骸やフン・カビの胞子・花粉などが含まれています。

ほこりが空気中を漂うと、くしゃみ・鼻水・目のかゆみ・皮膚炎などのアレルギー症状が出たり、体質によっては呼吸器疾患などを引き起こす恐れも。

エアコンを長期間掃除しないまま電源を入れると、カビや菌が部屋中にまき散らされて悲惨です…。

【関連記事】部屋の湿気が多いとこんなにやばい!すぐにできる対策を紹介

住環境への悪影響

ほこりを放置し続けると、水分や油分を吸い込んでこびりついていき、掃除しても落としにくくなります。

毎日掃除機をかけているだけだと、永遠に汚れたままのスペースが発生しがちです…。

また、ほこりが家電の隙間に溜まると、故障の原因にもなります。

電子機器にほこりが侵入すると過熱やショートを起こすが高まるほか、コンセントと電源プラグのすき間にほこりがたまると発火する危険も。

一人暮らしではテレビ・冷蔵庫・洗濯機などの裏側の掃除をあまりしないため、リスクを防ぐためにも定期的なほこり掃除が大事です。

一人暮らしでほこり掃除を効率的に進める方法

一人暮らしでほこり掃除を効果的に進める方法

一人暮らしの生活ではほこりがすぐたまるため、効率の良い掃除方法が求められます。

掃除をスムーズに行うためには、掃除道具の使い分けが効率的です。

実家暮らしのときはほこりが気になりませんでしたが、家族がしっかり掃除してくれてたおかげですね…。

種類別の掃除方法

種類別のほこり掃除方法

①モップ

モップは、フローリングや広い床面のほこり取りに最適です。

掃除機を使いづらい深夜や早朝でも気兼ねなく使用できるので、手軽なほこり掃除にピッタリ。

ただしモップが使えない場所もあるため、別の掃除道具を併用して補う必要があります。

メリット

  • 静電気モップならより絡め取りやすい
  • 時間帯に関係なく使える
  • 軽量で扱いやすい

デメリット

  • カーペットなど使えない場所がある
  • 隅々までの掃除が難しい
  • 定期的に洗うor交換する手間がかかる

\繰り返し使える高密度モップ/

\コンパクトで手軽に使える/

②粘着ローラー

粘着ローラーは、カーペットや布製のソファ・クッションなどのほこり取りに便利です。

ちょっとした掃除に使いやすく一人暮らしには重宝しますが、一方で広範囲の掃除には不向き。

メリット

  • カーペットやラグの掃除に便利
  • 時間帯に関係なく使える
  • 軽量で扱いやすい

デメリット

  • 広範囲の掃除には非効率
  • シート交換の手間やコストがかかる

\高コスパのベストセラー商品/

③掃除機

掃除機は、ほこりを含め大量のゴミを一気に吸い取れます。

HEPAフィルター搭載モデルであれば、微細なほこりやアレルゲンも吸引できるため、アレルギー体質の人にとって非常に効果的です。

一人暮らし向けの軽量タイプやコードレスタイプが増えているものの、稼働音が大きい点はデメリット。

メリット

  • ほこりを大量に吸い取れる
  • 軽量やコードレスなら狭い部屋でもOK
  • アレルギー体質向けモデルも

デメリット

  • 稼働音が大きく使用時間帯が制限される
  • 購入のコストが高い

\一人暮らし向けコードレス型/

効率がアップする掃除の手順

ほこり掃除を効率よく行うためには、掃除道具をうまく組み合わせて順序良く進めることが重要です。

掃除の手順

ほこり掃除は上から下へが原則

  • 高い場所から掃除

    掃除は「上から下へ」が原則です。

    ほこりは空気中に舞い上がり最終的に床へ落ちるため、棚やカーテンレールのなど高い場所から掃除すれば、効率良く部屋全体をきれいにできます。


  • 家電や家具のすき間を掃除

    次に、家電や家具のすき間をハンディモップなどできれいにします。

    家電の裏や配線コード・コンセントは特にほこりがたまりやすいので、見落とさないよう注意してください。


  • 床を掃除

    最後に床全体のほこりを取り除きます。

    フローリングは掃除機orモップ、カーペットは粘着ローラーを使うのが効果的。

    なお掃除機をかける場合は、モップやドライシートなどで乾拭きしてから行えば、ほこりの舞い上がりを最小限に防げます。


ココがポイント

舞い上がったほこりは部屋の隅へたまっていく特性があるため、部屋の四隅や窓際などは掃除機を重点的にかけましょう。この際、細いノズルに付け替えると効果的です。

掃除の時間や手間を省きたい方は、スケジュールを設定すれば自動的に掃除してくれる「ロボット掃除機」の導入も検討してみてください。

予防も重要!一人暮らしでもできる効果的なほこり対策

予防も重要!一人暮らしでもできる効率的なほこり対策

忙しい一人暮らしでは、ほこり掃除のために時間や気力を使いたくありませんよね。

そんなときは下記のように、ほこりがたまりにくい部屋へと変えてしまう方法や工夫もあります。

  • 服はクローゼットやタンスに収納する
  • インテリア雑貨等は扉付き収納で保管する
  • 大型家電の近くに小さいモップを置く
  • 家具や雑誌・本を減らす
  • カーペットをコルクマットに変える
  • 布製家具をレザー製に変える

服やインテリア雑貨等をむき出しのまま置いておくと、その分ほこりがたまりやすくなります。

扉付き収納を用意するのが難しい場合は、ビニールテーブルクロスを使ったり透明のプラケースなどに入れたりしておくと、ほこり掃除が楽になります。

テレビ・冷蔵庫・洗濯機など大型家電の近くに小さいモップを置いておけば、何かをするついでにサッと掃除できます。

掃除のたびに道具を引っ張り出すのは、結構面倒なんですよね。

家具や雑誌・本などあまり必要性を感じないものがあれば、思い切って処分してしまうのもひとつ。

一人暮らしではモノを減らすことで、意外に多くのメリットが得られます。

モノを減らすメリット

  • 掃除の手間を省ける
  • 部屋のスペースが広くなる
  • 本当にお気に入りのものだけで快適になる
  • 探し物が楽になる
  • 衝動買いをしにくくなる
  • 引っ越し作業の負担が減る

カーペットのほこりが気になる場合は、コルクマットを敷き詰める方法もあります。

コルクマットはほこりが付着しにくくなるだけでなく、防寒・防音効果も備えています。

ただし、コルクマット「傷つきやすい」「カビが生えやすい」などのデメリットもあるため、ご注意ください。

空気清浄機があればニオイ・花粉対策もできる

空気清浄機があればニオイ・花粉対策もできてお得

一人暮らしでほこり対策を簡単&強力に済ませたいなら、空気清浄機があると便利です。

空気清浄機はほこりだけでなく、花粉・ウイルス・ハウスダストに加え、料理や生ゴミなどのニオイもまとめて除去してくれます。

空気清浄機の簡単なメリット・デメリットは下記の通り。

メリット

  • ほこり、花粉、ウイルス、ハウスダストを吸収する
  • 生ゴミやペットなどのニオイも除去する
  • ほこり対策特化タイプもある
  • 一人暮らし向けのコンパクトサイズが豊富

デメリット

  • 購入費用や電気代等のコストがかかる
  • 定期的なメンテナンスが必要
  • 設置場所の確保が難しい場合も
  • 完全な清潔効果は保てない

【関連記事】一人暮らしで生ゴミを捨てる頻度!週1回では不十分な理由

しかし、一人暮らしのスペースは限られているため、空気清浄機を置く必要があるのか疑問に思いますよね。

下記の項目に当てはまり、かつほこり対策も楽に済ませたい方は、空気清浄機の購入を検討してみてください。

空気清浄機を置いた方がいい人

  • ほこりや花粉に敏感
  • タバコを吸う人で、煙やニオイを室内に残したくない
  • ペットを飼っていて毛やニオイが気になる
  • 自炊の頻度が高く、料理のニオイ・油の煙・生ゴミのニオイ等を除去したい
  • 交通量が多い場所に住んでいて、排気ガスやPM2.5が気になる
  • 掃除が苦手、面倒
  • 室内の空気をきれいに保ち、快適に過ごしたい

季節に合わせたほこり対策も大事

季節に適したほこり対策も大事

夏や冬はほこりが増えやすくなったり、春や秋は花粉によるほこりが付着しやすくなったりするので、季節に合わせた対策も確認しておきましょう。

夏はエアコンの冷房が必須です。

エアコンは空気中のほこりを吸い込みフィルターで捕らえるため、内部でほこりが増加しやすくなります。

また夏は湿度が高くなるので、粘着力の強いほこりがたまることで微生物が繁殖し、さらにほこりが増えることも。

ココがポイント

夏は特にほこりそうじをこまめに行い、また本格的なエアコン稼働前はフィルターを掃除しておきましょう。

【関連記事】部屋の湿気が多いとこんなにやばい!すぐにできる対策を紹介

冬は湿度が低く空気が乾燥しているため、ほこりが静電気に吸い寄せられあちこちに不着します。

さらに、エアコンやファンヒーターなどの暖房器具で空気が温まると、ほこりが部屋中に広がりやすい環境に。

また、衣類や布団が厚くなることで、繊維のほこりが増えてしまう点も要注意です。

ココがポイント

静電気防止スプレーを家具やカーペットに使う・加湿器を設置するなどで、ほこりがたまりにくくなります。

春・秋

春や秋は花粉・黄砂の飛散により、衣類や洗濯物にほこりが付着しやすくなります。

室内へほこりを持ち込まないための対策としては、服を軽く払ってから部屋に入る、洗濯物を外に干さず部屋干しするなどが効果的です。

ココがポイント

花粉をガードできるスプレーがあれば、外出前に吹きかけるだけで花粉・ほこりを防止できて便利です。

花粉症の方はスプレーをひとつ持っておいて損はありません!

まとめ

一人暮らしの部屋でほこりがすぐたまる現象は、多くの方が直面する悩みです。

しかし適切な対策を取れば、ほこりの蓄積を最小限に抑えられ、ほこりによるリスクも防げます。

ただし、工夫を施したとしてもこまめな掃除が最も重要なので、ほこりがたくさんたまる前に適度な手入れを心掛けましょう。

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