実家暮らしの男はやばい?何歳までなら許容される?社会的なプレッシャーや周囲からの評価がつきまとう男性は、実際にどうなのか気になるところです。この記事では、「実家暮らしの20代後半~30代男性のやばい実例」に加え、一人暮らしとのメリット・デメリットを比較しつつ、最適な判断をするためのヒントも提供します。

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新生活

男の実家暮らしは何歳まで?20代後半~30代のやばい実例

2024年10月13日

「実家暮らし=やばい」と耳にすることがありますが、それは実際に何歳まで許容されるのか気になりますよね。

特に男性の場合は年齢を重ねるほど、社会的なプレッシャーや周囲からの評価が付きまとってきます。

結論、男性の実家暮らしが許容されるのは20代後半までで、30歳までには実家を離れるのがおすすめです。

この記事では、筆者が見てきた「実家暮らしの20代後半~30代男性のやばい実例」に加え、一人暮らしとのメリット・デメリットを比較しつつ、最適な判断をするためのヒントも提供します。

ただし、必ずしも「実家暮らしの男性=やばい」というわけではありません!

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実家暮らしは何歳までが多い?男女別の割合

実家暮らしは何歳までが多い?男女別の割合

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LINEリサーチの調査によると、実家を出た年齢で最も多いのは男女ともに「18歳」という結果が出ています。

高校卒業後、進学や就職を機に実家を離れる人が圧倒的に多いですね。

次に多いのは「19歳・22歳・20歳」と、短大・専門学校・大学を卒業後に就職するタイミングが多い結果に。

進学・就職以外で実家を出るきっかけとしては、下記の例があります。

  • 結婚
  • 転勤
  • 自立したい
  • 同棲を始めたい

実家を離れる理由やタイミングは人それぞれですが、30歳までには実家を出る人が大半を占めています。

24~25歳で実家を出る女性が男性よりも多いのは、結婚の影響によるものかもしれません。

【経験談】男の実家暮らしでやばい人の実例3選

【経験談】男の実家暮らしでやばい人の実例3選

ここでは、社会人20年以上の筆者が見てきた、20代後半~30代のやばい実家暮らし男性の例を紹介します。

①27歳会社員:無気力&一般常識に欠ける

1人目は、筆者の後輩にあたる当時27歳の会社員(製造関係)です。

彼は会社役員の親族で、元々フリーター生活をしていたそうですが、縁故採用で入社していました。

仕事は無難にこなしていたものの、会社を良くしたいなどの意欲はなく、またリーダーシップがあるわけでもなく、無気力な若者といった感じでした。

熱中してる趣味や将来の目標などもなく、またずっと実家暮らしなためか一般常識がやや欠けている印象でした。

一人暮らしをしてた筆者からすると、緊張感がなくだらけてる感じに見えました。

先輩達には可愛がられる性格でしたが、随所に甘えが見え隠れしていたせいか「ずっと実家で親に甘えてたらダメだよ」「早く実家出て自立した方がいいよ」と、よく説教されていました。

まだ20代だからよくても、30歳を超えて年を重ねるほど自立しにくくなるよ、と。

他にも実家暮らしの若い社員はいましたが、通常の採用試験を経ているためか、縁故採用の彼よりもあらゆる面でしっかりしていました。

縁故採用+実家暮らしだと、余計に甘えが強くなってしまうのかな、という思いもありました…。

②30歳会社員:金銭感覚がズレている

2人目は、筆者と同い年の同僚で当時30歳の会社員(物流関係)です。

実家が都内で職場から近いこともあり、ずっと実家暮らしで生活していたようです。

勤務態度や仕事ぶりは普通でしたが、筆者が気になったのは昼休みの食事でした。

彼は毎日近くのコンビニやスーパーで昼食を買っていましたが「弁当+唐揚げ+ジュース+デザート」など、1回の昼食に1000円以上使っていました。

一人暮らしの筆者は、昼食に毎日1000円以上使うなんて考えられませんでした。

実家暮らしで給料のほとんどを自分のことに使えるため、好きなものを食べたいだけ買えたのでしょう。

一人暮らしや家庭を持っている従業員は、昼食をカップ麵や安い外食などで済ませている中、彼はいつも大量に買い込んでいました。

そんな食生活を続けているからか、ある程度体を動かす仕事にもかかわらず、彼はずっと肥満体型でした。

彼は「彼女が欲しい、結婚もしたい」と言っていましたが、30歳でこんな感じでは厳しいだろうと思いました…。

③32歳会社員:退職連絡を母親に頼む

3人目は、筆者の先輩にあたる当時32歳の会社員(製造関係)です。

彼は実家が都内で、それまで複数の会社を転々としていたようです。

彼は性格にやや難があり、機嫌が悪いとすぐ感情的になって八つ当たりしたり、派遣社員に横柄な態度を取ったりなどがありました。

これだけなら、実家暮らしか一人暮らしかはまだ関係ありません。

ある日手違いや連絡の不備が重なり、誰が悪いということもなかったのですが、彼と上司が言い争いになりました。

彼は翌日から出社しなくなり、3日後に彼の母親から会社へ「退職させてください」と連絡が入ったそうです。

32歳社会人が正規の退職手続きを踏まない上に、最後は母親に会社への連絡を頼むという、なんとも男らしくない結末。

今思えば、彼はこういう側面を抱えていたから、問題を起こして職を転々としていたのかなと感じます。

退職の連絡を母親に頼む人は初めて見ました…。

実家暮らしは甘え?考えられる悪影響をさらに深掘り

実家暮らしは甘え?考えられる悪影響をさらに深掘り

上記の実例で紹介したように、筆者が見た実家暮らしの男性の中には「甘えてる」「金銭感覚がズレてる」などのタイプがいました。

実家暮らしが長引くとどんな悪影響があるのか、さらに詳しく見てみましょう。

※状況によっては実家暮らしの方がいい場合もあります。

実家暮らしの方がいい場合

実家暮らしが長引いた場合の悪影響

生活力が身に付かない

一人暮らしでは料理・洗濯・掃除など自分でこなす必要があるため、必然的に日常生活のスキルが養われます。

しかし、実家ではたいてい親がやってくれるので、いつまでたっても生活力が身に付きません。

最低限の家事をこなすスキルがないと、いざ自立したとき洗濯や掃除が面倒になり、生活の質を下げる恐れがあります。

ゴミの処理方法や掃除の仕方が分かっていないと、部屋に虫が湧く可能性も。

【関連記事】一人暮らしで生ゴミを捨てる頻度!週1回では不十分な理由

【関連記事】風呂掃除の頻度|一人暮らしでシャワーのみなら何日おき?

金銭感覚がズレる

実家暮らしでは生活費の負担が少なく、収入を自由に使える状態が続くため、無駄遣いが増えます。

また、一人暮らしのように家賃・光熱費・食費などを管理する機会もないので、貯金や節約のための計画性も養われません。

金銭感覚がズレていると、友人・恋人や同僚との付き合いで恥をかいたり、そこまで必要でないものでもすぐ買ってしまう浪費癖がついたりします。

一人暮らしと実家暮らしだと金銭感覚が全然違うから、正直かなり気を遣う。

自立してないとみなされる

ある程度の年齢を過ぎてもずっと実家暮らしだと、親に頼り続け自立してない人とみなされる可能性があります。

自己管理能力や責任感が欠けていると判断され、職場・友人間だけでなく恋愛・結婚にも悪影響が及ぶかもしれません。

また、実家暮らしが長引き親に依存しすぎると、自立するタイミングを逃してしまいます。

一人暮らしの身からすると、実家暮らしと付き合うデメリットは大きい。

なんでも女性任せにしそうなイメージを持たれる

実家暮らしが長い男性は、食事や生活面などを母親にサポートしてもらうケースが多くなります。

その結果、女性は一人暮らし経験のない男性と結婚した場合、下記のような不安を抱く場合があります。

  • 家事を当たり前のように丸投げされそう
  • 家事の大変さを知らないから、妻へのねぎらいもなさそう
  • 「お母さんはやってくれたのに」とか言い出しそう

もちろん、実家暮らしでも十分な家事能力を持った男性もいますが、偏見のイメージを持たれるリスクはありますね。

【年代別】20代・30代・40代の実家暮らし男性はココがやばい

実家暮らしが続く場合でも、20代・30代・40代それぞれのステージで状況は変わります。 

20代実家暮らし

20代は「まだ自立できるほど経済的に余裕がない」「社会人として未熟」などの事情で、ある程度慣れるまで実家暮らしをする人もいます。

そのため20代であれば、実家暮らしが許容されることも多いでしょう。

ただし20代後半になると、同年代の一人暮らしとは仕事面でも精神的にも差が広がる可能性があります。

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30代実家暮らし

昇進・転職・結婚などのステージを迎える人が増える30代は、実家暮らしへの評価が厳しくなりがちです。

もし生活力や金銭感覚が身に付いていない場合、一人暮らしを始める際に家事や支出に関して苦労するかもしれません。

また転職や結婚において、一人暮らし経験のない30代は「自立心が欠けている」とみなされるリスクも。

特別な事情がないのなら、30代になる前には実家を出ることをおすすめします。

40代実家暮らし

40代になると家族を持っている同世代が多くなり、また仕事でキャリアアップを果たしている人もいるでしょう。

事情もなく40代で実家暮らしを続けていると、社会的な評価は大幅に低下しやすくなるほか、恋愛や結婚もさらに不利な立場となります。

さらには、40代で実家暮らしが長引くと「一人暮らしが怖くなる」「自立する気がなくなる」など、次第に自立心が弱まっていきます。

一人暮らしと実家暮らしのメリット・デメリット比較

一人暮らしと実家暮らしのメリット・デメリット比較

「今は実家暮らしを続けてるけど、一人暮らしを始めた方がいいのかも」とお悩みの方もいるかもしれません。

しかしいざ一人暮らしを始めると、実家暮らしでは分からなかった不便な点に気付きます。

ここでは「実家暮らし」「一人暮らし」それぞれのメリット・デメリットを比較して解説します。

一人暮らしのメリット・デメリット

メリット

  • 親に干渉されず自由に生活できる
  • 金銭感覚や家事能力が養われる
  • 友人や恋人を家に呼びやすい
  • 通勤・通学時間が短い場所を選べる

デメリット

  • 家賃・光熱費・食費などお金がかかる
  • 病気になっても看病してもらえない
  • 生活リズムが乱れて不健康になる
  • 寂しさや孤独を感じやすくなる

「一人の時間が好き」「マイペースで過ごしたい」という人にとっては、一人暮らしはとても快適な環境。

お金の管理や家事に自信がなくても、責任感や計画性を持てばそのうち習慣化します。

一方で、自由に使えるお金が少ない、体調不良でも自分で対処しなければならないなどの点は、実家暮らしよりも不便ですね。

一人暮らしでも、生活が乱れてどんどん堕落していく人もいます…。

【関連記事】一人暮らしの体調不良はとても寂しい!経験者が対策を伝授

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実家暮らしのメリット・デメリット

メリット

  • 生活費がかからないので貯金しやすい
  • 風呂やトイレなどの設備が良い
  • 緊急時でも頼れる人がいる
  • 寂しさや孤独を感じにくい

デメリット

  • プライバシーが制限される
  • 金銭感覚や家事能力が身に付かない
  • 友人や恋人を家に呼びにくい
  • 自立心が弱いとみなされる可能性がある

実家暮らしで収入の一部を家に入れていたとしても、一人暮らしに比べればお金に余裕があるため、貯金もたまりやすくなります。

また、突然の体調不良や災害などに見舞われても、家族に頼れるので安心。

ただし、金銭感覚や家事能力が身に付かない点は、年齢を重ねるほど不利に働くでしょう。

状況次第では実家暮らしの方がいい

状況次第では実家暮らしの方がいい

実家暮らしが必ずしもやばいわけではなく、下記のような状況では実家で過ごすことが最適な場合もあります。

実家暮らしの方がいい状況

  • 給料が少ないなど、一人暮らしをする余裕がない
  • 社会人生活にメンタルが慣れるまでは実家で過ごしたい
  • 家族の介護が必要
  • 将来の目標のためにお金を貯めたい

社会人1年目は新たなステージや環境に身を置くため、同時に一人暮らしを始めると、メンタルに限界が来る人も少なくありません。

【関連記事】社会人一人暮らしは誰でもメンタルを病む!乗り越えた実体験

20代であれば実家暮らしの人も多いですし、社会人に慣れるまでは実家で過ごす選択肢もアリです。

また、結婚資金やマイホーム購入のためにお金を貯めたいからと、一定期間は実家暮らしを選ぶ人もいます。

ただし実家暮らしでも、下記の点には注意しておきましょう。

  • 生活費を家に入れていても、親に依存しすぎない
  • 金銭感覚が狂わないよう、お金を無駄遣いしない
  • 家事を一通りできるようにしておく

実家を離れるための準備とステップ

実家を離れるための準備とステップ

初期費用を把握する

一人暮らしの初期費用は、およそ30~50万円ほどかかります。

初期費用の相場目安は「家賃の4.5~6ヶ月分」です。

初期費用の内訳

  • 敷金、礼金
  • 前家賃
  • 仲介手数料
  • 火災保険料
  • 鍵交換費用

家賃の目安は月収の3割程度とされているので、自分の収入に見合った物件を決めましょう。

物件を決めて契約する

住みたい物件が決まったら、契約にあたり下記の書類が必要です。

  • 身分証明書
  • 住民票
  • 収入証明書や内定通知書
  • 連帯保証人の収入証明書、承諾書等(必要な場合)

親などの連帯保証人が近くに住んでいない場合「書類を送る→記入→返送してもらう」の手順が必要なので、提出日の指定がある場合は十分な余裕を見ておきましょう。

家具や家電をそろえる

生活に必要な冷蔵庫・洗濯機・ベッド・カーテンなどをそろえます。

ただし、すべてそろえるとかなりの金額になるため、まずは最低限必要なものだけを購入するのがおすすめ。

生活スタイルによっては「テレビや本棚などは思ったほど必要ではなかった」というケースもあります。

【関連記事】一人暮らしでテレビはいらない?20年の経験による判断基準

電気・ガス・水道・インターネット回線の手続き

電力会社や水道局などに連絡し、各ライフラインの開通手続きを行います。

立ち合いが必要な場合もあるので、引っ越し日に合わせて早めに契約する必要があります。

なお、インターネット回線の工事不可の物件もあるためご注意ください。

引っ越し前後の手続き

引っ越す前に、役所へ転出届・転居届を提出し、引っ越し後は転入届を提出します。

引っ越し当日は、鍵の受け渡しやガス開栓の立ち合いなどを行います。

また引っ越しに伴い、銀行口座・運転免許証・国民健康保険などの変更手続きも必要です。

一人暮らしから実家に戻るのもアリ

実家暮らしが許容されるのは、20代後半くらいがギリギリといったところなので、30歳までには実家を離れることをおすすめします。

ただし一人暮らしがきついと感じたら、一旦実家に戻ることも考えておきましょう。

筆者も経験しましたが、今となっては実家に戻ることは将来のために必要な過程でした。

一人暮らしを始めるか悩んでいる方でも、いつでも実家に戻れる前提で検討してみてはいかがでしょうか。

【関連記事】「一人暮らしをやめて実家に帰る、無理だった」は甘えではない!

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