一人暮らしの失敗談一覧
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立地 | 鍵 | |
部屋の設備 | 家賃 | |
通勤・通学 | 食事・自炊 | |
洗濯 | トイレ・ガス・水道 | |
日当たり・風通し | ||
家具 | 家電 | |
インターネット環境 | ||
初めての一人暮らしでは、部屋探し・生活費のやりくり・家電選びなど失敗したくないですよね。
しかし実際は、一人暮らしを始めてから気付く意外な盲点が数多くあります。
この記事では、一人暮らし20年以上の筆者の失敗談を基にした、妥協してはいけないポイントを詳しく紹介します。
一人暮らしで気をつけることは、男性・女性や学生・社会人など問わず共通した点が多いので、ぜひ参考にしてください。
筆者の失敗談も交えながら、地味に困るポイントを解説します!
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この記事を書いた人
- 一人暮らし歴20年以上
- 宅配サービスの利用経験多数
- 数々の失敗経験を基に発信
- 最新サービスも随時試し中
一人暮らしの失敗談①部屋選び・物件情報
立地 | 鍵 |
部屋の設備 | 家賃 |
一人暮らしの部屋探しは注意点がたくさんあるので、部屋選びの失敗談を多めに紹介します。
立地
- 駅から徒歩10分のはずが、踏切・信号待ち・坂があり実際はもっとかかった
- 都内は電車の本数が多いと知らず、線路近くの物件で騒音がうるさかった
- スーパーよりコンビニが近い方が便利そうと決めたが、コンビニは出費が多くなり後悔した
- 都心部のスーパーは深夜まで営業していると思ったが、そもそもスーパーが少なかった
- 閑静な住宅街で安心していたものの、夜は街灯が少なく死角になる場所も多く、歩くのが怖くなった
- 学生街で便利そうと思ったが、居酒屋が夜遅くまで営業していて騒がしい
- 内見は車で行って決めたが、住み始めたら治安が悪く、毎日パトカーや救急車の音がうるさいことに気付けなかった
ココがポイント
物件を決める前に現地周辺を自分で歩いてみて、駅までの環境や交通機関の騒音などを確認しておきましょう。また昼間だけでなく、夜の環境も見ておくとより安心です。
内見は家族や友人と一緒に行くと、自分が気付けない不便な箇所など気付いてもらいやすいですよ。
鍵
- 鍵をなくしてしまい、真夜中に管理人を起こし開けてもらった
- ドアの外側に鍵を差し込んだまま一晩を過ごした
- たまたま鍵をかけ忘れたとき、隣人が間違えて部屋に入ってきた
- オートロックなのに、鍵を忘れたままゴミ出しに行き、部屋に入れなくなった
- エントランスまで開けに行くタイプのオートロックで、友達や配達業者が来るたびに対処するのが面倒
- オートロックは不要と思っていたが、訪問販売が多くやはり必要だと感じた
ココがポイント
鍵の紛失に備え、合鍵をポストや部屋の近くに隠しておくのは危険です。隠した鍵を使った空き巣被害が発生しているので、鍵は室内の定位置に置くなどして管理しましょう。
部屋の設備
- リフォームされた部屋できれいな内装だったが、住み始めたらトイレや洗面所で水漏れが発生した
- 契約アンペアをよく確認しておらず、エアコンとドライヤーを同時に使ったらブレーカーが落ちた
- 引っ越しを急いでおり、収納が無い部屋でも構わないと思ったものの、年々荷物が増えて収納スペースに困った
- 下見のときは気付かなかったが、生活を始めたら浴室の排水溝から異臭が出ていて、自分では対処できなかった
- ロフト付きでワクワクしたけど「夏は暑すぎる」「掃除が面倒」「エアコンが効きにくい」など不便だった
- エアコン付きで安心していたが、古いタイプで異臭混じりの風が出てきた
ココがポイント
物件の築年数が古い場合、水回りや電気系統の老朽化について、メンテナンス体制が整っているかを確認しておきましょう。
筆者が住んでいた物件で水道の水が止まらなくなったとき、大家さんに連絡したらその日にすぐ業者を呼んで対処してくれました。
【関連記事】部屋の湿気が多いとこんなにやばい!すぐにできる対策を紹介
家賃
- 敷金・礼金・保証金・仲介手数料・管理費などの費用を計算していなかった
- 手頃な家賃を見てすぐに決めたが、あとで調べたら同じ家賃でもっといい条件の物件があった
- 駅近と家賃の安さで物件を決めたら、日当たりが悪い環境だった
- セキュリティ面を重視し家賃が高めの物件を選んだが、多忙で部屋にいる時間が少ないので、もっと安い物件でもよかった
- 新築にこだわり高めの家賃でも妥協したが、光熱費が思ったより高くつき結局引っ越す羽目に
ココがポイント
物件探しでは家賃の価格にとらわれがちですが、初期費用や共益費・水道光熱費なども考慮し、予算を決める必要があります。
家賃1ヶ月分程度の更新料(2年ごとが多い)も、意外と負担になるんですよね…。
【関連記事】実体験!一人暮らしでこんな人はロフト付き物件はやめとけ!
物件関連のポイントまとめ
- 物件を決めるまえに現地周辺を歩いてみる
- 鍵は室内の定位置に置いて管理する
- 築年数が古い場合はメンテナンス体制が整っているか確認する
- 家賃だけでなく初期費用や共益費・水道光熱費も考慮する
一人暮らしの失敗談②生活関連
通勤・通学 | |
食事・自炊 | 洗濯 |
トイレ・ガス・水道 | 日当たり・風通し |
一人暮らしを始めるにあたり「ここは妥協してはいけない!」と考えるポイントも、それぞれあるかと思います。
しかし実際に生活してみると、意外に不要だったと分かるケースも少なくありません。
通勤・通学
- 2駅利用可能となっていたが、どちらも徒歩20分かかり通勤に苦労した
- 電車で座りたかったので始発駅近くに住んだが、通勤時間が長く早起きも面倒
- 憧れのターミナル駅近くで部屋を借りたものの、乗り換えが多く遅延に巻き込まれやすい
- アパートの目の前にバス停があるのに、本数が少なく時間通りに来ないこともある
- 終電が思ったより早く、遅くまで残業する日はタクシーを利用しないと帰れない
ココがポイント
毎日の通勤・通学が不便だと、ストレスが多い生活になってしまいます。失敗を防ぐには、通勤時間の電車など実際に乗ってみて、乗り換えや混み具合などを試すのがおすすめ。
筆者は電車通勤で1回乗り換えていたとき、2つの路線のどちらも遅延が多かったので、早めに家を出ていました…。
食事・自炊
- 食材の分量が分からず作りすぎてしまい、1週間ずっと同じものを食べた
- 特売でつい食品を買い過ぎてしまうが、結局腐らせることが多い
- 普通サイズの調味料を買ったが、あまり使わないまま賞味期限が切れていた
- 好きなものばかり食べてしまい太った
- 自炊を始めようと調理器具を揃えたものの、仕事が忙しく外食ばかりになりほとんど使わなかった
- キッチンが狭くまな板を置けるスペースもなく、結局自炊が面倒になり外食ばかりになった
ココがポイント
一人暮らしでは食生活が偏りがちです。冷凍野菜・野菜ジュース・缶詰などを利用すれば、忙しくても手軽に栄養バランスを整えられますよ。
【関連記事】一人暮らしでこれだけは食べとけ!20年の経験者が徹底解説
洗濯
- 一人暮らしを始めた頃、しばらく柔軟剤で洗濯していた
- 洗濯機を回したあと干し忘れ、再度洗濯し直した
- 外干しが禁止と知らず、浴室乾燥機を頻繁に使うことになり、光熱費が高くついた
- 雨の日が続き洗濯物をしっかり乾かせず、着ていくものがなくなった
- ベランダで洗濯物を干していたら、強風で隣の敷地内に飛ばされてしまった
ココがポイント
カビ防止のため、洗濯槽を1~2ヶ月に1回ほど掃除するのがおすすめ。また、部屋干しが多くなる一人暮らしでは、除湿機や扇風機・サーキュレーターが非常に重宝します。
【関連記事】一人暮らしの部屋干しは乾かない?20年の経験による後悔&対処法
トイレ・ガス・水道
- 引っ越し初日にトイレを使おうとしたら、トイレットペーパーがなく焦った
- ユニットバスなので、友人や恋人を部屋に呼びにくい
- ガス風呂を空焚きしてしまい死にそうになった
- ガス警報器に殺虫剤をかけてしまい警報が鳴り、ガスが止まってしまった
- 風呂に水を溜めようとしたが止め忘れてしまい、水が部屋まであふれた
- 水道の故障で水が止まらなくなり、元栓の場所が分からずしばらく放置した
ココがポイント
引っ越し前に水道やガスの開栓手続きが済んでいないと、しばらく不便な生活を強いられます。立ち合いが必要な場合もあるので、早めに確認しておきましょう。
集合住宅の場合、元栓は敷地内や共用スペース(廊下・駐輪場等)のメーターボックス内にあります。いざというときのために場所を確認しておきましょう。
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日当たり・風通し
- 日当たりが悪くクローゼットや靴箱にカビが生えてしまい、衣類や靴の破棄を余儀なくされた
- 日当たりがよい物件だったのに、アパート前に高層マンションが建ち、日が当たらなくなった
- 防犯面を重視し窓なしの浴室を選んだが、換気扇だけではカビ防止に不十分だった
- 1階の部屋で地面から湿気を取り込みやすく、梅雨~夏の時期になるとカビが生えやすくなった
- 風通しが悪く、シンクに放置していた生ゴミのニオイが部屋中に充満した
ココがポイント
家にいる時間が長い場合は、日当たりが良い部屋の方が気持ちよく過ごせます。また風通しを重視したいなら、窓の数や位置をチェックおくといでしょう。
日中は忙しくほとんど家にいないからと、日当たりは気にしない方もいますね。
虫・ゴキブリ対策は早めに!「虫対策グッズ」「ゴキブリ対策グッズ」は、こちらの記事で詳しく解説しています。
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生活関連のポイントまとめ
- 通勤通学の電車に乗り混み具合や乗り換えを確認しておく
- 一人暮らしで乱れがちな食生活に注意する
- 部屋干しの湿気対策や窓の数をチェックしておく
- 引っ越し前に水道やガスの開栓手続きを済ませる
一人暮らしの失敗談③家具・家電・インターネット環境
家具 | 家電 |
インターネット環境 |
家具や家電は高価なので、なるべく購入に失敗したくないですよね。
またパソコンを頻繁に使う方は、インターネット環境もチェックしておきましょう。
家具
- 机や本棚のサイズが意外に大きく、部屋のスペースが限られてしまった
- くつろぎたい時や来客時のために大きめのソファーを買ったが、部屋が狭くなるデメリットの方が大きかった
- マットレスを畳むのが面倒でカビが生えてしまったので、下に空間があるベッドを置けばよかった
- 家具家電付きの部屋にしたが、不要なものや使い勝手が良くないものもあり、家賃に見合わなかった
【関連記事】一人暮らしでパソコンデスクはいらない?ローテーブルと両方いる?
家電
- 店で一番安い冷蔵庫を選んだが、狭いスペースで物がすぐいっぱいになり、なかなか冷えなかった
- 冷凍庫のドアが半開きのまま出勤し、アイスや冷凍食品が全滅した
- オーブン機能付き電子レンジを買ったが、電気代がとても高く場所も取るため、ワンルームには不向きだった
- 掃除機を買ったものの、壁が薄く騒音の苦情が来るので、クイックルワイパーを使うようになった
【関連記事】一人暮らしでテレビはいらない?20年の経験による判断基準
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ココがポイント
家具や家電はまず最低限のものだけ置き、ライフスタイルに合わせながら慎重に選ぶのがおすすめです。また、面倒でもサイズはしっかり確認しておきましょう。
筆者はスペースを有効活用するため折りたたみ式ベッドを購入しましたが、出し入れが面倒になり結局開きっぱなしです…。
インターネット環境
- 「インターネット完備・無料」の条件だったが、回線速度が非常に遅く一番安いプラン設定になっていた
- 築年数が長い物件で、古い回線しか対応していなかった
- Wi-Fiが設置できない物件だったため、自分でポケットWi-Fiを用意するしかなかった
- アパート内で同じ無料回線を契約しており、他の居住者達が同時に使うと通信速度が遅くなった
ココがポイント
インターネット無料物件は開通工事不要ですが、通信速度が遅いケースも。自分で通信会社を自由に決めたいときは、インターネット環境が整っていない物件を選んだ方がいいですね。
インターネットの契約や手続きをしたあと、実際に利用できるまで1~2週間ほどかかります。引っ越しが決まったら早めに手続きを済ませましょう。
【関連記事】一人暮らしでパソコンはいらない?20年の経験による判断基準
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家具家電のポイントまとめ
- 家具家電はライフスタイルに合わせて慎重にそろえる
- 家具家電のサイズを確認しておく
- インターネットの使用具合に適した物件か確認する
一人暮らしの失敗談④近隣とのトラブル
一人暮らしを始めるにあたり、隣人とのトラブルが起きてしまわないかと不安になりますよね。
ここでは、よくある近隣トラブルの失敗談を紹介します。
- 壁が薄く、生活音が思った以上に隣へ伝わっており、うるさいと叱られた
- 酔って帰ってきたとき、同じドアが並んでいるため、別の部屋に入ってしまった
- 友人と飲んでいて騒ぎすぎてしまい、近隣から苦情がきた
- 深夜に洗濯機を回したら、隣と真下の部屋の住人から苦情が来た
- ゴミの袋をベランダに置いたら、ポストに「異臭がして迷惑」とメモ書きが入っていた
- 隣に外国人が住んでいると聞き気にしていなかったが、深夜や早朝に窓を開けて大音量で音楽を流していた
ココがポイント
ご近所トラブルを防ぐには、まず住人情報を大家さんや不動産会社に聞いておきましょう。また、防音性や建築構造(木造は音が漏れやすい)なども、実際に自分で確認しておくことが大事です。
物件や地域のルールを守っていれば、近隣とのトラブルに巻き込まれる心配は少なくなりますよ。
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一人暮らしの失敗談⑤その他のトラブル
一人暮らしを続けていると、思いもよらないトラブルに見舞われることがあります。
トラブル例を事前に把握し、必要な対策があれば備えておきましょう。
- 寝坊して会社からの電話にも気付かず「事件か!?」と大騒ぎになった
- 連休中にATMが使えず、3日間500円で過ごした
- 家賃の安さで郊外に住んだら、遊べる場所がなく引きこもるようになった
- インフルエンザにかかり誰にも助けてもらえず、食品や日用品の備えもなく地獄だった
- オーダーカーテンで引っ越し当日に間に合わず、夜中に外から丸見えになってしまった
- 畑が多い静かな場所を選んだが、夏になると虫が大量に発生し、洗濯物を干しづらい
- 浴室をほとんど掃除せずカビがたくさん生えてしまい、退去時にクリーニング代が高くついた
- 救急病院が近いので、いざというときは安心と思っていたが、就寝中でも救急車のサイレンが頻繁に聞こえる
ココがポイント
インフルエンザや高熱を発症したときに備え、水分と塩分が摂れる食品(スポーツ飲料・レトルトのおかゆ・野菜スープなど)を備えておきましょう。また、夜間・休日でも対応可能な病院の連絡先や、タクシー会社の電話番号などを控えておくことも重要です。
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まとめ
一人暮らしの重要ポイントまとめ
- 物件を決めるまえに現地周辺を歩いてみる
- 鍵は室内の定位置に置いて管理する
- 築年数が古い場合はメンテナンス体制が整っているか確認する
- 家賃だけでなく初期費用や共益費・水道光熱費も考慮する
- 通勤通学の電車に乗り混み具合や乗り換えを確認しておく
- 一人暮らしで乱れがちな食生活に注意する
- 部屋干しの湿気対策や窓の数をチェックしておく
- 引っ越し前に水道やガスの開栓手続きを済ませる
- 家具家電はライフスタイルに合わせて慎重にそろえる
- 家具家電のサイズを確認しておく
- インターネットの使用具合に適した物件か確認する
- 大家さんや不動産会社に住人情報を聞いておく
- 体調不良に備え必要な食品を用意する
- 夜間・休日でも対応可能な病院の連絡先を控えておく